路線の拡充にも力をいれる。10月から神戸―松本・出雲線の運航を始める計画。
三輪社長は「当初は神戸発着路線に1機をあてるが、拠点とするには3機は必要だ」と述べ、
神戸を「西の拠点」に育てる方針。
FDAは大手と競合しないよう地方と地方を結ぶ路線に特化する戦略で成長してきた。
「大手に比べ機体が小さいため経営的に十分成り立つ」という。

神戸発着路線の候補としては、札幌(丘珠)や東北各地、熊本、鹿児島などを挙げた。
一方、検討していた高知線は「(空港側の)受け入れ態勢に課題がある」と語り、
19年冬ダイヤの始まる10月下旬には間に合わないとの見通しを示した。