>>957
需要の競合は、3空港合意・懇談会で、それぞれの空港の役割を定めることで回避している。
⇒神戸空港は、神戸市周辺の航空需要に対応する地方空港という役割が与えられて、国内線のみ、60便、15時間の運用規制が設けられてきた。

空域の競合は、高度差を確保した飛行ルートを設定することで回避している。
⇒神戸便は、離着陸機が共に明石海峡上空を飛行し、大阪湾上空を低空で飛行するルートが設定されてる。

神戸が60枠から80枠に増枠しても、関空の枠が減らないのは、高度差を確保できる飛行ルートの容量の範囲内での増枠だから。
神戸が、規制撤廃ではなく、規制緩和を求めるのは、関空・伊丹との需要の競合に配慮する必要があるから。
そう考えるのが妥当だと思うけどな。

ID:xs/yJZ400は、空域が競合してるなら規制緩和を、空域が競合してないなら規制撤廃を主張しないとおかしいと考えてる人のようだけど、その理論は理解できない。