三菱航空機がスペースジェットの飛行試験を再開 米
当局、拠点の再稼働認める

毎日新聞2020年5月6日 19時15分(最終更新 5月6日 19時15分) fhgれ

 国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧
MRJ)を開発中の三菱航空機(愛知県豊山町)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していた米ワシントン州の拠点で行っている飛行試験を再開したこ
とが、6日分かった。現地の外出制限の影響で3月下旬に拠点をほぼ閉鎖、飛行試験も中断していた。州政府
から拠点の再稼働が認められたため、現地時間の5日に再開した。

 拠点では交代勤務制を敷くなどフル稼働には戻って
いない状態という。三菱航空機は、2月に6度目の納期延期を発表、初号機の納入時期を21年度以降に遅らせ
るとしていた。今回の試験中断による納期への影響は見通せない状態だ。(共同)