★★★★★★★タニシについて★★★★★★★

Q:日本にはどんなタニシがいるの?
A:マルタニシ、オオタニシ、ヒメタニシ、ナガタニシの4種です。
  マルタニシは準絶滅危惧種で、ナガタニシは琵琶湖固有種です。以上の理由より
  飼育するのはオオタニシかヒメタニシがよいと思われます。

Q:タニシのオスメスの見分け方は?
A:右の触覚が曲がってるのがオスで、どちらの触覚もまっすぐなのがメスです。

Q:タニシを増やして放流はおk?
A:タニシといえども、地域差があるかもしれませんのでやめたほうがよいでしょう。
  専門家を探して相談してください。

Q:タニシは昼行性?夜行性?
A:基本的に夜行性です。

Q:寿命は?
A:自然界では3、4年生きます。ただ、飼育下では水質の悪化により死なせてしまうのが多い様で、
  水質等に気をつけて万全な状態で飼育すれば、5年を超えるのではないかと推測されます。

Q:タニシを飼うメリットについて教えて?
A:タニシは水槽についた苔を食べてくれます。
  また、グリーンウォーターも濾しとって透明にしてくれます。日本在来種です。
  魚と一緒に飼っている場合、水質悪化に敏感に反応するので、タニシにあわせて水換えすれば、
  突然魚が死んでいたということは避けやすくなります。タニシは水質についての指針に使えます。

Q:デメリットについて教えて?
A:タニシは増えすぎると、水草を食害します。よって、水草メインの水槽には向かない生き物です。

Q:タニシとその他の巻貝と比べていいところを教えて?
A:タニシは卵胎生なので、増えすぎたときに整理するのが楽です。
  また、逆さになっても自力で起き上がることができます。
  雌雄異体なので、オスメスを分ければ増えすぎて悩むことはありません。
  
Q:ジャンボタニシはタニシではないのですか?
A:通称ジャンボタニシは標準和名スクミリンゴガイ(アップルスネール)と言い、タニシではありません。
  わかりやすい違いはタニシは卵胎生で稚貝を産みますが、ジャンボタニシは卵を産みます。