Tubestore
マチュピチュは本当に不思議です
何故あんな所に街を作ったのか?
食料の確保さえ大変そうな頂きになぜ?とずっと思っていました。
祈りの為ならもっと小規模で間に合うし
段々畑の様なモノでは収穫量も限られるだろうし…
山の天候を利用したとしても 先生の指摘通り水の確保が大変そうです
ビデオを観てエイリアンとマチュピチュを繋げるとパズルがピッタリはまりますね

マチュ・ピチュは聖なる川「ウルバンバ川」に囲まれ
また夏至と冬至、春分と秋分の日にマチュ・ピチュから観測すると日の出と日の入りが宗教的に重要な山々とぴったり一直線に並ぶインカの聖地の中でも特別な場所であったので
大規模な観測施設や重要な祭祀場が築かれたのも不思議でも何でもない
インカ帝国は高地に適応する作物の農耕とリャマなどによる牧畜が行われていて
充分な食糧の生産が行われていたことがわかっている
また水道も整備されていて現在でも16箇所の水汲み場から充分な飲用水が得られている

>段々畑の様なモノでは収穫量も限られるだろうし…

マチュ・ピチュの段々畑の中には農業試験場ではなかったかと考えられる場所もある
そこに残されていた花粉を分析したところ多くの植物が栽培されていたことが判り
低地でしか育たないコカの木が高地でも育つように品種改良されていたこともわかって
実際にそこで農作物の品種改良が行われていたことは間違いない



>山の天候を利用したとしても 先生の指摘通り水の確保が大変そうです

マチュ・ピチュはアンデス山脈にあり、アンデス山脈の西側は太平洋である
海からの湿った暖かい空気がアンデス山脈にあたると上昇気流になり上空へあがり
そこに反対側からの冷たい風がぶつかり雨雲が発生する
事実この地域は11月から3月までの5カ月間は雨期であり
また1年を通して気候の影響で霧も発生しやすく
この霧と雨期の豊富な雨量が森を作り樹木を生い茂らせ
潤沢な地下水や湧き水が涌き出てマチュ・ピチュの生活用水となっている

「水の確保が大変そう」?
マチュ・ピチュの実態を知らない、ガイドブックに載ってるようなことすら調べないやつが
浅はかな憶測だけで語っても何の説得力もないんだけど(笑)