戸谷浩史
基本的に扇動と自説 (UFO) へのすりかえ目的の動画と思われた。
使われていた、あたかも放射性物質の分布のカラフルな画像にしても、実測値でなくて、シミュレーションにすぎないと思われたものがあったし。
線量の試算にしても、なぜか年間分裂したあとの数値を主張されていたように私には思えた。
一度にそういう膨大な数値となることは、理論面で、ありえないだろう。
もともと放射線を出すためでなくて、熱を効率的に出すように燃料が設計されてきたものと考えられたし。

次に資料を引用する。

「福島第一のような軽水炉では、通常運転時に反応度が最大になり、炉心はちょうどギリギリの状態で臨界が達成できるような形状になっている。
(略)このような炉心では、事故時に小規模な燃料の破損や溶融移動が起これば反応度が不足するので、たちまち未臨界の状態になる。つまり、核分裂反応の連鎖が維持できないのである。
(略)実際には燃料が溶融する際には近くにある被覆管や他の構造材、制御棒の材料等を巻き込んで一緒に溶けて溜まるので、そう簡単には再臨界の条件が整わない。
仮に再臨界が起こっても、臨界によって発生する核分裂のエネルギーはたちまちにその溶融物質の熱エネルギーと運動エネルギーになるので、溶融した燃料はすぐに飛散してしまう。
再臨界が繰り返されるためには、非常に都合のよい形状で壊れにくいルツボのような構造物がたまたま炉内に出来上がっていて、そこで燃料の溶融─凝集─飛散が繰り返されなければならない。」(2012 『誰も書かなかった福島原発の真実』澤田哲生より引用)

9:20 ころから 「デブリースは、見つかっていません」 と主張されていたが、筑波大学などとの共同調査結果とされた東電の 2017. 7.27 資料によると
「(2号機)原子炉圧力容器底部に燃料デブリと考えられる高密度の物質を確認」。
カメラそのものが入ることができないからだそうという表現も 2017. 9.28 などの資料に盛り込まれた写真などで否定されていた。
カメラは入っても、当時の水素爆発等によると思われた、堆積物などがあり視界が悪い状況。
4号機プールに燃料が無かったという主張は、さらに資料不足で、東電の 2014.12.26 『福島第一における4号機使用済燃料プールからの燃料取り出しについて』の 5 ページには、写真付きで、燃料とされたものがあった。1 日前


Hiroshi Hayashi
ご意見に感謝します。ありがとうございます。
たしかにこの「放射性物質の拡散予想図」には、問題があると思いますが、ほかに代わるものがなく、そのまま使わさせていただきました。 
ご意見は多々あると思いますが、だからといいって、海洋汚染を無視することはできないという思いでいます。
恐ろしい事件が起きたことは事実です。  
忠告、ありがとうございました。  
視聴者のみなさんも、参考になさると思います。
1 日前


戸谷浩史
まじめっぽいコメントの返信をどうも。
「ほかに代わるものがなく」 というコメントについて、見当たらなかったと解釈した。
類似の資料に JAEA 公開資料として
「図4-19 1F事故による放射性物質の海洋拡散の計算例」 (原子力機構の研究開発成果2017-18、4-9 海洋に放出された放射性物質の拡散を予測する−原子力事故による海洋汚染を迅速に予測するシステムを開発−)があった。
で、濃度の高いところだと 1 立方メートルあたり 6,000 ベクレルくらいで、色が赤いので、それでも毒々しくて印象操作となるおそれがある。
成人一人の体に 7,000 ベクレルくらい(放射性カリウム等)があるとされてきた。
それは海水中なのだが、あえて空気中だとみなすと 0.43 mSv/y くらい。
2016. 9.29 『公衆の宇宙線被ばく線量を世界で初めて国や地域ごとに評価』の、同じくカラフルな図をみると分かるとおり、地表での年間、宇宙線被ばく線量が 0.5~1.5 mSv/y である地域が一般的。

私が 「海洋汚染を無視する」 かのごときコメントをあたかもしていたかのような印象操作目的風な返信も、お気づかいどうも。
1 日前

https://www.youtube.com/watch?v=sqIb5a4Kxio&;sns=em