銅鐸上部の平面部には穴があるので水を使って水平は測れませんし
型持穴を覗いて水平をとるのは360度水平線の見える絶海の小島ならともかく
高低差や遮蔽物がある山間部ではできません

どのように銅鐸の紐に日・月・年の印しをつけるのでしょうかか?
そもそも土中に埋納していてはカレンダーとして使えませんし
貴金属を居住地から離れた山奥や谷あいに埋めて保管するのは非常識です

銅矛を針として使っていたという説ですが銅鐸と銅矛が一緒に出土した例は、ほとんどありません
(島根県の神庭荒神谷遺跡くらいです)
また銅鐸と銅矛では大きさが違いすぎてバランスが悪く
天文観測装置にも日時計にも使いづらいです
(神庭荒神谷遺跡で発見された銅矛は70〜84センチメートルで重さは1〜2キログラム、銅鐸は22〜24センチで重さは600グラム〜1キログラム)

紙製の模型では影がハッキリ見えるかもしれませんが当時の銅鐸や銅矛は金色の光沢があったので光を反射しやすく影はハッキリ見えにくいので
やはり天文観測装置や日時計としては使いづらいです