一番大事なのは、いいデザインとは何か?
ということを議論する場所があるということ。

これはサンデル教授の、正義とは何か?の授業とも似たところがあり、
大前提として「答えは出ない」。答えはないので。

答えは出ないことを、議論して、考えを深めていこう、
という文化や場所があることが大切。

欧米にはこういう文化がある。
しか日本にはこういう文化がないので、
議論には常に答えがあると思ってしまう。
答えのない議論に関しては、「で?」「だからなんなの?」で
終わってしまう。

この差が、いろんなところで出ていると思うんだけどな。

自分の経験では、デザインが優秀な会社にはこの文化があり、
デザインがダメな会社にはこの文化がない。

いい会社と悪い会社の差が極端に激しい。