戦争下で徴兵制度がある中で、実戦に参加させることが不可能な
50代後半に差し掛かった中年画家に戦争協力の絵を描かせることは
当局としては普通に有り得ることだろ。
画家の側からすれば、より積極的に戦争協力するか、しぶしぶ戦争
協力するかの違いだけだと俺は思うんだが。
戦争が終わってから、絵自体を様々に解釈するのは有りだろうが。
戦争中に、仮に軍部が「おい、藤田、これは反戦の絵なのか?」と、
聞いたとしたら、藤田が何と答えるかは自明のことだと俺は思うがね。
文学者の戦争責任とか、喚いてた吉本という愚か者は数年前に
くたばったようだが。