【新情報】
.
五輪エンブレムの失敗 浅葉氏が分析するつまずき

日刊スポーツ 12月21日(月)10時13分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151221-00000060-nksports-soci

(抜粋)
浅葉克己氏(75)は当時から組織委のやりたい放題に疑問を抱いていた。

6月ごろ、修正案を見て驚いた。「『T』が『TL』になってて、これはマズいと思った」。
組織委の元クリエーティブディレクターで審査委員も務めた高崎卓馬氏から修正の連絡があり
「絶対にダメだと言ったが、うやむやに終わった」と振り返る。

6月26日、浅葉氏は日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の総会で佐野氏に直接
「胸を張って世に出したい。これおかしいよ」と言った。
佐野氏は不本意な顔で「いろんな組織に変えられちゃった」とうなだれたという。

浅葉氏は元マーケティング局長の槙英俊氏から「エンブレムを撤回する」との電話を受けた。
「1度発表したものを変える必要はない」と抵抗したが「他の審査委員も変えていいと言っている。
よろしいですね」と押し切られた。そして9月1日、組織委は佐野案を白紙に戻した。

佐野氏も審査委員も無視し、結果のためなら何をしても良いと強権を発動した組織委。
浅葉氏は今、選考している新エンブレムにも「まだ魔物がいるようで怖い」と、
組織委への不信感は募ったままだった。