https://anond.hatelabo.jp/20090408121545
ぶっちゃけると、週数時間の授業で創造的な活動をしたところで、目覚ましく心が豊かになったり感性が育ったりはしない。
そういうのを求める子は自ら選ぶ。じゃーあのクソつまらん課題はなんのためにあるかっつーと、単なる才能発掘の手がか
りにすぎない。
教える側になるとはっきり分かる。美術だの音楽だのは所詮センスの世界なので、高校生ぐらいになると絵心のあるなしは
分かってしまう。負け組のお前にその子に眠る才能が見抜けるのかと問われれば、自信を持って出来ると答えられる。週数
時間の授業でも3年間のうのうと眠っていられる才能は、ないのと同じだ。真摯に向き合う気がないからだ。
美術や音楽を志す子たちはある程度自信のある子だろう。そんな分母であってもおおまかに分類すると、
(1)努力すれば名のあるアーティストになれそう(めったにいない)
(2)飯ぐらいは食えそう(←俺ここ、わりといる)
(3)入学後に挫折するだろう(最大派閥)
(4)今のザル入試ですら通りそうにない(たまにいる)
に分けられてしまう。
俺らにとっての進路相談とは、(1)と(2)の子にそれなりの進路を誘導するタイムであり、そして(3)(4)の子にそれとなく将来の
ドロドロを吹き込むタイムである。