りゅうおうのおしごと 第9局 A

第1局(話)から第3局まで明確に見えていた、将棋を介した八一とあいの師弟関係が、
ライバルが必要(それ自体は悪いものではないが)という第4局辺りから希薄・曖昧になった
それが第4局からの失速を生んだ要因の一つだと思う
今回の第9局を観て、やはり「りゅうおうのおしごと」という話は、お互いを必要としている
(し合っている)師弟関係、棋力の向上を主とした個としての成長といったものを、作品全話
を貫く背骨に据えるべきであることを痛感した