>>270
自分は文系人間なので
まず日露戦争直後っていうあまり漫画アニメには登場しない
大日本帝国時代のイケイケな頃の日本が背景になってることが嬉しい
主人公の杉本は203高知の戦いの生き残り(逆裁覚悟で決死の突撃で露シアの要塞を陥落させた、この時の日本側の死者ははんぱなかった。)
その中で生き延びた不死身の杉本という主人公にまず魅力がある。
ついでに民俗学な見地から滅びゆくアイヌの伝統文化をこと細かに、そして面白く解説されていることに舌を巻く。
このアイヌの話に限っても、いわゆる北海道アイヌだけではなく、択捉島に存在していたアイヌ、東シベリア存在していたアイヌの存在もこの作品では触れている。まず教科書には載っていない真実だろう。
加えて、日露戦争で中心的役割を担った第7師団、幕末の志士の生き残りがもう、
だれが味方で、誰が敵で、誰がスパイかほんとに予想できない展開が次々おこる。
アイヌ中も一枚岩ではない。
それでも彼らが求めるのはアイヌの隠し財宝である金塊、それをどうつかうかが、キャラクターや所属している部隊によってさまざま、そこしびれるあこがれる。せれぞれの正義がある。
唯一、杉本とアシリパさんだけは、金塊にこそ興味あるが全部はいらない、好きな人のための病気の治療費にとか、アシリパさんの親がその金塊をどうするつりだったのかを知らいたいという
崇高な思い出、金貨を追うことになる。
このクソシリアスで時々出てくる、グロ、これらを調和してくれるのが、このアニメのギャグセンスなんだよな!!
これは疑わずとも歴代アニメの中でもトップクラスのギャグシーンを連発するだろう