タンポンの長時間使用で16歳少女が死亡 学校の旅行中に(カナダ)

6月25日、カナダ、ブリティッシュコロンビア州の検視官報告書がリリースされ、2017年3月に学校の一泊旅行で亡くなった16歳の少女の死因が「トキシックショック症候群(TSS)」であることが明らかになった。
『Fox News』『CTV News』などが伝えた。

事故から1年以上を経て州検視官は、サラさんが使用していたタンポンから黄色ブドウ球菌が検出されたことや、首、上腕、下腹部、胸、太腿部の皮膚が赤みを帯びていたことなど
「トキシックショック症候群(TSS)」特有の症状が見られたことから、サラさんの死因をTSSと断定したことを発表した。

ローレンさんは「初潮の低年齢化に伴い、若い子のタンポン使用が増えています。タンポンを長時間使用することがいかに危険か、多くの人に知ってもらいたいと思います」と語っている。
またサラさんの姉妹であるカーリーさんは昨年12月、自身のFacebookにサラさんの写真を掲載し「このようなことは二度と起こって欲しくありません。TSSは予防できる病気です」と綴った。

ニューヨーク州のニュー・ホープ不妊治療センターのザヒアー・メリ(Zaher Merhi)医師によると、TSSを防ぐにはタンポンは4〜6時間毎に取り換えて、8時間以上入れっぱなしにするのは避けることが大切だそうだ。

http://japan.techinsight.jp/2018/07/ac08580630.html