ドーハ世界陸上、客席ガラガラ 選手「とても悲しい」

9月27日にカタールのドーハで開幕した中東初となる陸上の世界選手権が、観客動員に苦しんでいる。
世界的に人気種目の男子100メートル決勝があった第2日でさえも、半分ほどしか埋まらなかった。
選手や関係者の間では戸惑う声が多く、状況を嘆く選手もいる。

大半の種目が行われる4万人収容のハリファ国際陸上競技場。
観客席に目を向けると、各チームの関係者や報道陣が目につく。
一方で観客の姿はまばらだ。
最上階席全体にシートを覆うなど、空席が目立たないよう工夫は凝らしているものの、集客は明らかに少ない。
大会公式サイトによれば、初日の来場数は1万1804人。
途中で帰宅する人も多く、時間が遅くなるほど空席が目立つ。

https://www.asahi.com/articles/ASMB134FCMB1UHBI01D.html