漫画で移住をPR、香川県が3部作

香川県は10日、漫画を使って移住希望者に県の魅力を伝える「かがわ移住物語」の3部作が完成したと発表した。
実際の移住者を主人公とする漫画で、県出身の漫画家3人がそれぞれ制作した。
移住後の暮らしぶりも含めて紹介し、香川の魅力を広く発信する。

漫画は「子育て」「グルメ」「自己実現・仕事」をテーマとした3部作。
子育て編では、善通寺市の地域おこし協力隊として活躍する男性を主人公に、家族との時間など充実した生活を送る姿を描いた。

3部作とも主人公の生き生きとした姿だけでなく、グルメ編なら香川の食に関する情報を盛り込むなどして、内容を充実させた。
県の移住ポータルサイト「かがわ暮(ぐ)らし」で読むことができる。

香川への移住者数は増えており、2018年度は17年度比23%増の1697人で過去最多だった。
移住先としての人気は高まっているが、人口減を克服するためには、さらなる移住者の獲得が必要になっている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54276600Q0A110C2LA0000/