八男 10話 C
幼い頃から居ない者として扱われてきた主人公
縁を切るために心ばかりの資金で半ば勘当のように家を追い出された主人公
アマーリエとは仲が良かったようだけど既に別家当主となっているなっている主人公に援助してもらったり貸しを作ると長男の相続すら危うくなる
王宮はそれを望んでいるようだが長男は旧態依然の体制で田舎の衰退していく領地の効率的な運営もできず現実を見れず文句を言うだけ
自分の死を願ってるような奴に配慮する必要はないと思う
さらに領民は主人公の有能さを分かっていて長男が落ちぶれて欲しいとすら思ってる
ここで資金や技術の提供をしても長男の信頼が下がり主人公の地位が向上するだけ
死ぬことを期待されてる相手に援助は常識的に考えてありえない
戦死者の装備も領主からの支給品ではなく個々の家でそれぞれが用意したもの
それを取り上げようとするのは領主として間違ってるし領民の支持が下がるのが目に見えてるのに立場だけで偉そうにしてるクズ
でも、やっと貴族間のしがらみや八男である意味がでてきたから個人的には評価したい
自分がモンスタークレーマーかつ心も経済的にも貧しいと恵まれるのを望むのかもしれないが自立が遠ざかるし求心力も下がる
領民の心情や信頼を考えられずに法外な手数料や葬儀の参加もしないような領主はクーデターが起こっても仕方ない
それを狙って主人公は現地に滞在してるっぽいしね