再利用といってますが、集めて形を変えちゃったら、どれが誰の遺品かわからなくなりますよね
仮に、リサイクル品が遺族に返されたとしても、シャッフルされて、誰の遺品が誰の手に渡った
のかわからなくなります
長兄がリストを作って誰の物かきちんと管理してくれるとは思えませんし
なにしろ合同葬儀にも出られないほど忙しいそうですから
遺族感情としては、故人の唯一の遺品が誰の手に渡ってどう使われるかわからなくされて、代り
に誰の物かわからない遺品を渡されても、それは遺品を「奪われる」のと同じでしょうね

ただ、私も、領民から故人の遺品すら奪わねばならないほど領地が貧しい長兄にも同情は
しますよ
そこまで困窮しているのに、家から追い出した末弟の財産を自分からは頼ろうとしない矜持も、
貴族として立派なものです
しかしだからといって、そのしわ寄せをくらうのが領民では、領民はたまったものではない
でしょう
そこまでせねばならないほど鉄が必要なら、相場より2割増にした上納金という臨時収入がある
のだから、それに充てるべきです