日本のトップクリエイターが一堂に会し制作された超大型劇場オリジナルアニメ映画『バブル』。
圧倒的なスピード感でスクリーンに没入させるアクションシーン、息を呑むほどにエモーショナルな映像美で観客の心を一瞬にして魅了する本作は、第72回ベルリン国際映画祭に正式出品されるなど、国内だけではなく、国外でも大きな注目を集めている。
そんな本作の指揮を執ったのは、日本が誇るアニメーション監督、荒木哲郎監督。アニメ「進撃の巨人」の立体機動アクション映像で世界中の度肝を抜き、極限の人間像や絶望から這い上がるカタルシスで世界中を夢中にさせた荒木監督。そんな、次回作が切望されてきた荒木監督の最新作『バブル』は、本作の企画・プロデューサーの川村元気との出会いによって動き出した。
川村は「アニメーション映画としては、細田守監督、新海誠監督、新房昭之監督、長井龍雲監督と作品を作ってきました。世界に誇れるアニメーションの才能たちと映画を作っていきたい。次は誰だろう?と考え、荒木哲郎監督と仕事をしてみたい、と思ったのが発端です」と、荒木哲郎という才能を世界へ伝え、世界へ誇るアニメーションを制作する、という大きな目的があったことを明かしている。
また、同じく荒木監督も「自分だけでは届かない所に行くこと。自分たちが今後もオリジナルアニメーションを作っていく上で必要な目線を持った人が川村さんでした」と明かしており、2人の才能が引かれ合い誕生したのが『バブル』なのだ。