机さん…(´;ω;`)

ワクチンはどのくらいの死亡を防いだか
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世界185の国・地域を対象に、新型コロナワクチンが存在しなかったと仮定した場合の死者数を予測した研究があります(3)。

これによると、2021年にワクチンが無かったら3,140万人の超過死亡が生じたと推定されており、このうち1,980万人の死亡をワクチンが防いだとされています(図3)。ワクチンによる感染予防効果だけでなく、医療逼迫が回避できたことによる間接的な効果も加味されています。

まとめ

時に「ワクチン接種が超過死亡を増やしている」という言説を目にしますが、もしそれが真実なら、接種率が高い国や地域ほど超過死亡が多くなります。

そういったシグナルが発生していないというのは重要なポイントかと思います。新型コロナワクチン接種後の死亡に関して、相関関係と因果関係に焦点を当てて先日記事にさせていただきました(4)。

コロナ禍も3年が経過し、新型コロナワクチンが人類にどのような効果をもたらしているのか、ビッグデータの解析が進んできました。また、今後どのような位置づけのワクチンになっていくのか、医学雑誌や公的機関からの情報を収集していく必要があります。