ネギまつれえ;;

放送開始後、シリーズ序盤から作画品質の低下が顕著に見られるようになる。出来の酷さは原作者という立場上悪く言えないはずの赤松健をして、自身のホームページの日記において指摘せざるを得ない状況にまでなっていた[2]。

第1クール(13話)終了時点で宮崎が監督を降板。スターチャイルド側でも大月が本作企画より降板。以降、制作指揮は羽原信義をプロダクションディレクター(18話以降はチーフディレクター、いずれも事実上の監督職)として据え、色彩設定に代わり「色彩プラン」のスタッフを据えるという大鉈が振るわれ(色彩設定のスタッフは色彩設計に異動)、シリーズ後半に至ってようやく「本スタッフ」による制作体制がスタートした。

この立て直しが奏功し作画の乱れは多少改善されたものの、物語が佳境に入った22話以降、今度はコミックとは設定が大きく異なるオリジナルシナリオに突入した。

結果的には、興行的に「ハッピー☆マテリアル」をはじめとするCDや、DVD、グッズ、単行本などの売上が好調で、少なからずともアニメ化の影響が追い風となった事もあり、翌年、アニメ製作会社をシャフトに変更してOVA版・第2期が製作される事となった。