その日友人が来る事になっていた。私は前の日遅く帰ったので
朝にシャワーを浴びていた。シャワーから出て髪を拭いていると
ベルが鳴った。私はてっきり友人だと思い、「どうぞ。開いてるよ。」
と答えた。するとがちゃっとドアが開いて、新聞の集金の女の子が
立っていた。フルちんの所をモロに見られた。
でも、一瞬その子はたじろいだが、「あっすいません。」と言って
向こうを向いた。私もその間にタオルを巻いた。「○○円になります。」
と、何事もなかったように領収書を差し出すその女の子。私も財布を
持って来てお金を払った。
仕事をやり遂げて帰って行った高校生ぐらいのその女の子に何となく
尊敬の念を感じた。