スルケンは毎年、元旦の客が1人だけ行方不明になる事件が起きている。
家族からは家出として届け出されるので事件にはならないが、実はその裏にとてつもなく恐ろしい陰謀が隠されている。
スルケンは毎年、客の中から1人だけ人身御供として龍神に捧げる習慣がある。
元旦の一番最初の客を巧みに誘い出し、簀巻きにして駿河湾に沈め、駿河湾の龍神に捧げてその年の繁盛を祈るのだ。
元旦には決して最初に入ってはならない。(豆知識)