>>228
カンムリクマタカやオウギワシは鷹狩りには使えない。
理由は腕に据えるには重すぎるというのと、獲物が限定的に限られるからだ。
基本的に鷹狩りに使用される猛禽は500グラムから2キロまでとされている。
単純に強い鳥だからって、どんな種でも鷹狩りに使えるというわけではない。
アフリカの鷹狩りで使われるのはハヤブサとオオタカだ。日本やヨーロッパと同じ。

>>229
狩っていたのはナベヅル。タンチョウヅルはその当時から獲ってはいけない事になっていた。
決して無謀な事ではない。鶴を狩るのに使われたオオタカは巣鷹(スダカ)と
呼ばれる人間がヒナから育て刷り込んだ個体。

オオタカには呼び名が三つあり、
若い鷹を「黄鷹」とや(羽の生え変わり)を終えた鷹を「蒼鷹」
そして鶴を捕えた鷹を「大鷹」と呼び、紫の房紐を大名、もしくは鷹師から
授かるのだ。