>>31
カッコウでも、実はちゃんと巣を作る種類もいたりします。海外には。

日本にいるのは、全部で5種類くらいですが、みな託卵しますけど。
まあ、カッコウにヒナを育てろと言っても無理な話で・・・。
ちなみに、他人の巣に卵を産む際には、一つ卵はくわえて出てくる
わけですが、それは食べちゃいますのであしからず(栄養満点ですから)。

あと、卵を産むためには、狙った巣を何日も見張って、スキを
見つけようと必死です。そいう産卵を調整する機能も持っているようで。

あと、昔は託卵されていたけど、いまは託卵されない鳥も居ます。
ホオジロが特に顕著かもしれませんが。

試しに偽卵を巣の中に入れると、その卵を識別して巣の外に放り出して
しまうそうです。カッコウなんぞ生息してない場所でも、同様にやる
そうで、遺伝子レベルで対抗手段が刷り込まれてしまったようなんですね。

これは種類によります。学習でやっと憶える種も居ます(だから、
初めての営巣の時には被害に遭いやすく、それ以降は卵を
識別する)。カッコウも、相手を捜すのが大変なわけです。