>>756
>簡単に言うと
人の目もレンズなので歪曲があるんだけど脳が補正してくれて真っ直ぐの線を真っ直ぐ
だと感じさせてくれる。ところがレンズ側で歪曲が補正されていると脳が勘違いしてさ
らに補正しちゃうってこと
具体的にいうと、人の目には糸巻き型の収差があって、これを脳が樽型方向に補正して
正常に見せてる。なのでレンズ側の歪曲補正で真っ直ぐの線を見ちゃうと、これは本来
樽型に膨らんだ線だと勘違いして、視野外側に強い樽型補正をかけてしまう。これを
一般的にはグローブ効果(globe effect)って呼んでる。
大抵の双眼鏡に糸巻き型の収差があるのは、それを防ぐためにあえて残しているらしい
ただ最近では研究が進んでいるので、これからは少し方向が変わってくるかもしれない