>>445
うちでも昔スズメを飼っていた、無許可だったけど。
家の中で時々放して遊ばせていたら、ある日窓から逃げてしまった。
一日中近所を探して、夕方諦めて帰宅する途中で、雑木林の中に1羽だけスズメがいて、名前を呼んだら枝から下りてきて肩にとまったので無事に連れ帰れた。
それまで屋外に出たそうにしたり窓の外のスズメに呼びかけるように鳴いたりしていたのに、この事があって以来、屋外に興味を無くしたようになった。
幼鳥時に傷めた脚がずっと不自由で、体も小さいので、怖い思い、ひもじい思いをしたりして懲りたのかも知れない。

「ある日すずめがやって来た」の佐々木淳子先生が描いた「ディメンショングリーン」に、保護したオナガの雛が成長したので放鳥するエピソードがある。
オナガは突然知らないところに放り出され、親だと思っていた人間もいなくなり、天敵からほうほうの体で逃げて、やがて他のオナガに合流し餌も自力でとれるようになり、繁殖相手も見つける。
こういうふうに野生に戻れる保護鳥は実際はほんのわずかじゃないだろうか。YouTubeにあがっている「スズメのペンギン」は、雛を放鳥直後に大人のスズメのつがいが親代わりになっていたけれど。

長文になってチュみません。