356とは別人だけど、露出計の使い方。

 まず露出計は経年変化で受光素子が劣化していることが多いので、使えたら
ラッキーくらいに思ってください。設定は左側のダイヤルで行います。同軸で
巻き戻し・フィルム感度合わせ・露出計調整ダイヤルがついています。

1)フィルム感度を合わせる:当時は感度の単位はASAと言っていました。ありがたいことに
ISOとイコールです。巻き戻しノブの基軸に赤い三角マークが刻印してあるので、2番目の
ダイヤル(まわしやすいように爪が2つついています)の感度数字を三角マークにあわせます。

2)一番外のダイヤルを反時計方向に止まるまでいっぱいに回してください。そして、軍艦部にある
針のついた窓(これが露出計です)を見ます。中央に菱形・その左下にドットがあり、ダイヤルを
反時計方向に回しきると針はドットのところを指すはずです。ここでドット以外のところを指していたら、
露出計は壊れています。

続きます。