続き

では素人対処となるとやはり注油だが、バラせないので、レンズ識別スイッチの
隙間からシュッとひと吹きする、ただし使えるのは、速乾性のドライシリコンスプレーのみ
上の隙間から概ね上30度の角度でシュッ、次に概ね下20度の角度で軽くシュッ
本当に軽くシュッ、吹いた後に絞り連動レバーを上下に動かして油をギア全体に回す
ギア鳴きが無くなって絞り連動レバーの動きもスムーズになっているはず。

シュッ、は0.5秒も吹かない、シューは絶対だめ、油も速乾性のドライシリコンスプレーのみ
他は乾かないからカメラに悪影響がある。
ギアトレーンのすぐ後ろにはシャッターユニットが有って、下手すると、
かなり高い確率でシャッター羽に油が侵入して、羽が粘って破損原因になる。
ベンジンで盛大にジョバジョバ洗う手もあるけど、あまりオススメ出来ないな。

こんな事書くとプロからお叱りを受けると思うが、2・3千円で入手したカメラに数万円も掛けて
修理するのに抵抗ある人も居るだろうから。

ちなみに、他のカメラだとF-301、AFカメラだとF-501が同じ構造だ。
最近入手したF-501も盛大にギアトレーン鳴きしていたな。