1950年代の国産カメラ画像が上がるスレ
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1950年代のカメラはとても魅力的だ
気合の入りまくったった35mmフィルム機がたくさんでてきた時代だ
レンジファインダー機は着々進化したし、日本最初の一眼レフはこの時代に生まれた
二眼レフもまだまだ勢力が強かった
蛇腹だってますます大活躍
そんな時代のカメラの魅力が伝わるようなスレにしたい
特に若い奴はなかなか見る機会がないだろうから、ぜひ見て行ってくれ
で、先ずはこんな年表を作ってみた
これらの機種名を眺めるだけでなんだかワクワクしてこないか?
https://i.imgur.com/Gm5nArV.jpg >>251
焦点距離が長くなると折りたたみ不可なんだって
7.5cmじゃ無くて8cmや10.5cmなども入れる人がいたらしいね
それ位マミヤはメーカー公認の改造しまくりなユーザーフレンドリーだったんだろうね ん、マミヤ6ネタが・・・
いや、何ヶ月か前にマミヤ6を買ったんですよ。
1万番台で、6×6とセミ版両用で、赤窓送りって奴を。 >>251
マミヤ6は安いからついつい増える
二眼レフのレンズ入れよかなとか、考えてると特に マミヤ6を使おうとした場合、フィルム装填が
他の赤窓送りと違う事を理解しないといけないんだよな。
それは先日の事、マミヤ6にフィルムを装填して裏蓋を閉めた所、中蓋を
中に入れるのを忘れてたんだよね・・・ 子供の頃おじいちゃんの形見分けでマミヤ6貰ったなぁ
誰も使い方分からなくてずっと押入れに入れてたらジャバラに穴空いたから、引越しの時に捨てちゃった
今、カメラが趣味になって凄え買い直したい俺がいる マミヤ6ファンがいて嬉しい
たしかにバリエーション違いを揃えたくなる魅力があるね
>>253みたいにV型以降のフォーマット選択可もいいし、
あるいはIII型までのはウエストレベルファインダー(上から覗きこめる)が併設されているみたいで、それも縁があれば
入手したいと思ってる けど、なかなか巡り合えないな
>>254はすでにお持ちかな?
中蓋はトラップだな自分も気をつけよう
シャッター切ると次の瞬間ファインダー内が赤く染まって、二重露光注意!のアラーム表示が出るところが
個人的に大好きだ >>257
も、もったいない
ドイツ製かなんかの超高級レア玉を特注で載せてたような個体だったかも・・・?
(なんて煽っちゃいけないですよねスミマセン) >>258
何台かあると思う反射タイプ
使い勝手のいいX型しか使わんから忘れたけど
ハンドカメラとかによくついてるけど、近眼の俺には見ないわあれ マミヤのCシリーズは古いものも買って使ったけど、当時は広角マニアだったせいもありマミヤ6は手出さなかったなあ
後にニューマミヤ6買ったときも、標準は買わずセコール50mm一本だけで撮影してたし >>251
6✕4.5のファインダーますく付きはレアだよ
改造済みでもあれ欠品がほとんどだから
それにマスクはWだけじゃないかなTからVは無かったと思う >>262
なんかうれしい情報だなあ ありがとう
I〜IIIには無かったというのは面白いね その時代だって6x4.5改造に対するニーズはなくはなかったはず
だと思うんだけど
今夜飲むお酒はひときわ美味しいと思うわ >>263
巻き上げ改造はT〜Vもあった
UとVは持ってるから少なくともあった
あのマスクが無くなり安いからレアかなと 一眼レフカメラを素人でも上達できる方法は、「一眼レフカメラマスターできる宮刺のブログ」というブログで見られるらしいよ。ネットとかで調べてもいいかもね。
95WFN マミヤ6はデザインも写りも良くて頑丈で中古相場も安くメンテも容易という奇跡の逸品
唯一の難点は現像するとフィルムのコマが良く繋がってる事くらいか >>267
ホント同感 蛇腹に興味はあるんだけどちょっと敷居が高いな〜、と思ってる人がいると思うんだけど
マミヤ6なら安心だと思う
次に、同じく蛇腹つながりでウェルミー6というのを紹介する こっちは初心者向けとはいいがたい、かな 大成光機というメーカーが出した6x6cmフォーマット機で1952年製
https://i.imgur.com/PhmPMGc.jpg
https://i.imgur.com/rPfiN0q.jpg
前出のマミヤ6のIV型とまったく同時期に出たものだ
これもまた、美しい外観をしている なぜ初心者向けと言いがたいかというと、プリミティブな機能のみしかついていないから
二重像でのピント合わせとか一切ないので、
え〜と、被写体まではざっと2mだな、じゃあここまで前玉を回せば多分合うだろう、みたいな合わせ方をする
フィルム送りも完全に自分でやる ストッパーはない 二重露光防止のアラーム機能などもない これはメーカーの製品に対するアプローチというか思想が違うんだ
ウェルミー6は、なるべく安くして金持ちじゃなくてもカメラを買って使えるようにしたいという思想
マミヤ6などは、使い勝手優先でミスを起こさせないよう、そのかわり高額になります という思想
たとえば学生さん向けの古い四畳半アパート 共同トイレだし隣の壁は薄いし、陽当たりは悪いけどちゃんと雨露はしのげる
一方、箱入りのお嬢さんの住むマンション セキュリティは万全、ウォシュレットや風呂場乾燥機は当たり前、エアコンつき宅配
ボックス完備 免震構造 でも家賃は高いです
両者はどちらも正しいんだよね 同じフィルムフォーマットだけどウェルミー6のほうがやや小柄 並べてみるとどちらも味があるスタイルで双方かっこいい
https://i.imgur.com/woUVyNH.jpg
ちなみにウェルミー6はウエストレベルファインダーがついてて上から覗きこめるような使い方ができる
マミヤ6はI〜III型までは同様の仕様がついてる 見える像はさかさまになってるけど使えないことはない、気がする この一緒に写っているのは、富士光学製のセミライラという機種で1940年代製なんだけどウェルミー6とは縁が深い
というかご先祖なんだ もともと大成光機の前の名前が富士光学だった
https://i.imgur.com/kuwO11L.jpg
シャッターユニットがまったく同一なのが特徴で、このウェルミー6はチャージ部分の部品の爪が折れてて不動品
だったんだけど、このセミライラから同じ部品を移植させてもらって完動するようになった 大成光機という名になるにはワンクッションあって、成増光学といってたこともあるそうな
なので同一の姿形で成増製ウェルミー6というのも存在する
ちなみに、1960年代になるとコニカの傘下になるので、コニカパールIIやIIIというライバルたちと兄弟関係になる
わけだね
いろいろと変遷があるんだなあ >>279
うん だから>>242で一般的だって言ってる >>281
オリンパス35sは持ってないけど、一般的な虚像式の動きと構成に聞こえるな それよりツッコミどころなのはさあ
コニカSIIを絶賛してることじゃないの
もっといいのいくらでもあるだろ >>284
じゃあ、あんたは何を絶賛するんだ?
書いてみろよ >>285
トプコンPR どうだ異論あるか
レンジシャッター云々いうならこれに言及ないのはおかしすぎるがどうか >>286
世の中にこんなバカがいるんだ…
文盲じゃなくて糖質だな >>282
>>287
論破された気分は?スレ主さん? あくまで個人的な意見ですが、コニカS型のファインダーが好きです。 >>288
うーん・・・「入手が簡単で安く」なおかつ良く写るという意味で推してるんだけど伝わらないもんかな
TopconPRなんてレアすぎるのを挙げられても困る
知識が上なのはわかったから、若い人たちに伝えるつもりで優しく書き込んでくれると嬉しい
https://i.imgur.com/yNw20GU.jpg
手持ちの整備待ちの中に実はTopconPRあるんだ どこにあるでしょうか?
既出のニコレックス35と酷似した機構なんで、それと絡めて解説しようと思っていたところだ
トプコール50mmのf2.8 ワクワクするほどいい写りするに違いない
まあ、近々レポートさせてもらうよ >>290
論破されても気にすんな、知ったかだけ押さえればええんやで
もっと1950年代の国産機紹介してくれ >>290
一番上の左から3台目かな。
家内が生まれたときに父親(=義父)が持っていたカメラがPRで、
結婚したときに持ってきた子供時代のアルバムの写真は全部PRで写されたものだった。
義父はオレがカメラマニアだってことを知ってPRをくれた。
家内が亡くなってアルバムとPRが手元に残ってるけど、もう手に取る気がしない。 >もう手に取る気がしない
ああ、なんとなくわかるわ このスレでミノルタがでてくるのは二回目かな
1958年製のオートワイドという機種
https://i.imgur.com/IBxT55N.jpg
https://i.imgur.com/BbNkFkE.jpg
堂々とした姿で、1950年代国産カメラの中じゃ屈指のカッコよさだと感じる
前後に膨らんだ独特のスタイルが他社製品と異なるところなんだけど、この形は1955年のミノルタA1、A2
ですでに出来ていて、それを踏襲したってこと
>>101で印象深いという発言を受けて、あれから自分も入手しちゃった ワイドってのは広角という意味で、35mmレンズがついてる
この時代、1955年のオリンパスワイド、1958年ワルツワイド、1960年リコーワイドなどなど
35mmをつけた製品が多く登場した
高価なレンズ交換式カメラでのみ得られていた画角が、一般的に入手できるようになったってわけ
広角レンズ機の一番いいところは、ピント合わせがざっくりでいい、というところ
このミノルタオートワイドは、二重像ピント合わせ機構が搭載されてない
無限遠にしとけば、問題なく撮れるから
近くを撮りたいときは、目測で合わせる このミノルタオートワイドは、造りが非常に良い。
精緻に作られたプリズムが二個も入っている
それとライトバリュー方式を採用した先駆者だ それを実現するために、絞りやシャッタースピードを調節する
つまみは背面に設置されてる
シャッターボタンは、半円形のコインのようなものが露出計の上にみえているが、これがそれ
特に凝っているのは下部で、巻き上げレバーは下にある(巻き上げ角度が180degよりもさらに30degほど必要で、
どこまで行くんだよ!と突っ込みたくなる笑)
https://i.imgur.com/r6vSDSp.jpg
フィルムを回収するためのレバーも下。
目立たないボタンを押すと、このレバーが跳ね上がってくる。
下部にいろんな機能を持ってきている機種は、やはりわくわくするし所有する喜びが大きい 以前から閃光電球の魅力を語ってきたんだけど、(例えば>>115近辺とか)
なかなか入手しづらいのが難点なんだ
フラッシュガンなら結構安く入手できるけど、電球の方がね
ところが、つい最近こんなにたくさん入手できてしまった
幸運なことでとても嬉しい
https://i.imgur.com/xK3RtaL.jpg
3とか5とか0とかいう数字は発する光量が異なるんだ 数字が大きくなるほど光量が大きくサイズも
大きくなる 中央のデカいFP級は、超高性能なフォーカルプレーンシャッター機に良く合うはず
自分は持ってないけどニコンSとかS2あたり+ワルツ大型フラッシュガンなんて組み合わせ
だと素晴らしく美しいだろうなあ フラッシュガンに興味あるけど閃光電球が手に入らなくて困ってる人がいたらわけてあげたいわ
古いけど磨き上げられてピカピカなカメラに、びしっと装着させてディスプレイしたならきっと
幸せな気分になれると思う
ちなみにフラッシュガンは1950年代のカメラに限定されるわけでなく1960年代後半くらいまでのカメラ
にも相性良くつけられる
たとえばアサヒペンタックスSPは1960年代半ばに出たカメラだけど、それ専用のフラッシュガン
がアクセサリとして出てたりしてたくらいだ
なので、どんどん装着させてみて欲しい うん、次のハードルは電池の調達だ
これをクリアするのは難しそうだけどちょっとトライしてみる さっそくトライしてみた
といっても22.5V仕様のではなく、ふつうの単2乾電池二本で使用するミニカムという
フラッシュガン
https://i.imgur.com/BuJBima.jpg
使ったのはリケン35(1954年製)
光った瞬間は大感動だ!
https://i.imgur.com/Kp3ZQvH.jpg 光り終えた後のチリチリ、というかピキピキというか、ガラスが割れていく微かな音がなんともいえず
イイ感じだ
古い映画でしか見たことがなかった閃光電球の発光シーンを自ら体験できるなんて 閃光バルブ探すと、まだでまわったるよな
なんの用途で製造してんだか
昔のプリントゴッコ用とか流用(余りの処理)してたわ >>304
あんまり古くないけど、ローマの休日くらいしか思い出せなかった
と言うか、記憶にある閃光が使われてるのが、ほとんど直接マグネシウムリボン燃やすタイプだった
なんやかんや言っても戦時中から50年代までかね使われたの アンタッチャブルの倉庫でポン焚きも'30年代だからマグネシウムかな 時代背景は30年代だけど撮ったのは80年代だから閃光バルブかもね
見てないから分からんけど >古い映画でしか
念頭にあったのは自分もローマの休日だった
1953年公開 ラストの記者会見でこのタイプのフラッシュガンがずらりと並んでた記憶
この1954年製カメラとの組み合わせは、時代考証的にもそこそこ合ってるかなあと思う
以前どこかの骨董市で、マグネシウム粉をのせる受け皿と着火装置がついて持ち手とミラーが
ある初期のフラッシュガンをみつけたんだけど、買っておけばよかったかなあ
30年代だとこういうタイプだよね 外国製だけど50年代のミノックスは、フラッシュアダプターによるミニバルブ球1発ずつ交換式
このアダプターは後にフラッシュキューブの4連発式に変更された >マグネシウム粉をのせる受け皿〜〜
バックトゥザフューチャーIIIの舞台設定が1885年で、ポン炊き撮影シーンがでてくる
東芝の閃光電球が出たのが1931年らしいので相当長いこと閃光粉が使われてたんだなあ
30年代でも半ば頃だとまだまだ閃光粉が現役だっただろう
4連発式というとマジキューブってのもあったね 閃光球自体があまり使われなかっただけなんだと思う
1939年にはストロボが開発されて、50年から加速度的に普及して60年代にはほとんどストロボなってる
閃光球は30年から製造されても、ほとんど報道のみので一般には45年以降に普及したから実質10年程度だからね >>91
あれはフィルムとミラーの巻き上げとシャッターチャージが連動しているのが致命的
後からシャッタースピードをいじると壊れるんだわ
フラッシュのシンクロターミナルが3点あるのも同様
レンズは明るくて良いんだけれど
恐ろしく重たいんだよね >>236
状態良いね
うちには I 改良型が有るわ >>306
22V電池でアルミもマグネシウムも入っていない
タングステンフィラメントだけの電球を使うタイプのが
うちに有ったわ
あれに使い捨てのバルブつけて使えるのかな? >>312
なるほど〜 閃光粉からストロボへと移行する流れの中で、一時的に代打を務めた徒花的な存在とも
いえるわけか 45年〜55年くらいまでの実質10年間だけが束の間の主役の座だった、という
・・・なんかより一層いとおしく感じられてきたよ閃光電球 ちょっと前に紹介したミノルタオートワイドにも閃光電球をつけてみた なかなかの勇姿だ
https://i.imgur.com/7dbuUKx.jpg
ところでこのミノルタ、初めて試写してきたんだけど、なんかものすごく良い 広角なんで絞って5.6〜8
で撮ってる ピントは∞にしたまま
レンズが現代モノと変わらないレベルと感じる、ホント60年前のものなのかこれは? >>314
ありがとう
コニカIがあるなら、IIやIII、Sシリーズなんかもコレクションに加えてはいかがでしょう?
このスレでは特にSIIを推しております >>318
ミノルタオートワイドはミノルタ唯一の広角機だったので結構長いこと生産されていたらしいね。
自分が持ってたのはオーバーホールにだしたら修理屋の主人にこのカメラは1965年製(発売年から7年)だったと言われたよ。後期のやつはレンズが曇りにくく良いらしい。
なんにせよ、小文字mioltinaロゴを作ったデザイナーがデザインしたカメラだからカッコいいし、背面ダイヤルとかいまのデジカメを彷彿とさせるUIは面白いよね。 >>320
お〜、1965年でも続いてたってのはすごいね
っていうのは、ミノルタにしてもコニカにしても1963年にCdS方式の露出計を出し始めたんだ
→1963年ミノルタハイマチック7
→同じく1963年コニカオートS
当時としてはセレンからCdSへの切り替えというのはほんと革新的だったと思う
CdSの幕開けから2年間もセレンを出し続けたということは、逆に言えばミノルタオートワイドの
商品価値がとても高い水準で維持し続けたってことになるよね
>小文字mioltinaロゴを作ったデザイナーがデザインした
完全に同意するよ、ホントかっこいい 傑作といっていい! >>318
こんなパリッと写るんだー!
今の目で見ても良い部類に思う。
ミノルタのコンパクトはもっと新しいハイマチック7S2と末期のAPS物しか無いけど昔から良かったんだね。 >>322
ありがとう ハイマチック7sIIというと1970年代後半でしたっけ?現代的で綺麗な写りをするんでしょうね
それより20年も古いカメラでもあなどれない写りです、ミノルタ良いです!
オートワイドは絞り羽根がシャッターよりも外側に設置されてるんですけど、それも写りの良さに一役かってる
んだと解釈してますけど(そのかわりに前後に太った印象のスタイルになる)
自分は70年代のは所有してないんですが、60年代ですとハイマチック7、ユニオマット、ALSなどを持ってまして、
特にALSの超コンパクトさと美しさには惚れております
ミノルタは、中古だとコニカほどは入手しやすくないですね 50年代はシックスのブームでスプリングカメラがかなり有るけど、ドイツ製に比べたら張り革が同仕様も無くボロいのが多いんだけど
革の張り替えで蓋の部分の台形部について上手く貼れてるサイトとかしりません? >上手く貼れてるサイトとか
スレ主ですけど、ごめん良く知らない 自分も知りたいんで、どなたか情報求む
シックスといえば、最近マミヤでリバーサルに初トライ中なんだけど、露出にシビアっぽくて
びびりながら撮ってます ネガしか知らないもんで、うまくできたら感動なんだろうな〜
120のリバーサル作例を誰かUPしてくれないかなあ ポジティブはラティチュードガーとか言うけど、デジから始めた者として特に気にならないけどね
デジタル化も楽だし
作例とかは撮影板がいいかと >>323
こちらこそ。
7sIIは確か1977年だったかな?輸出用なのでそれなりに探しました。
そうですね…現代的ですが大体一眼レフのMCとMDロッコールの中間みたいな写りに見えます。建物や風景で割とシャープなのが気に入っています。
実はハイマチック7&9は有るんですが不動でして、修理するか迷い中。
ALSはちょっと興味有るけど…て感じですかね。 >>326
うん、気負わずにがんばってみる
>>327
輸出用って自分は持ってませんが、かつてどこか外国で使われた個体だと思うとなんかいいね
その個体ならではのストーリーとかありそうで。 トプコンの一眼レフを紹介
PRという機種 1959年製
https://i.imgur.com/wI9ylBZ.jpg
この当時トプコンはレンジファインダー機の35と、二眼レフのプリモフレックスが主力だった
(その2年前の1957年には、Rというレンズ交換式高級一眼レフをデビューさせているけど高価で
庶民には高嶺の花)
で、レンズシャッター式かつ固定式の一眼レフを登場させたってわけ
この方式は日本初! しくみとしては
(1)シャッターチャージするとミラーが下がる。と同時にレンズシャッターがカパッと全開する
(2)レンズに入った像は、ミラーからペンタプリズムに導かれてファインダー部から撮影者の眼に
飛び込むようになる
(3)シャッターを切ると、ミラーが跳ね上がり、フィルム側へと像が導かれる
ミラーが跳ね上がってから規定の時間でシャッターが閉じる
以下くりかえし
クイックリターンではないので、チャージ後でないとファインダーは真っ黒なまま レンジファインダー機ではできなかった、”ファインダーから見えてる像をそのままフィルムに取り込みたい”
ということが実現できたってことがこのしくみの最大の特長
ああ、(1)で、はじめシャッターが全開してたらフィルムに光が入っちゃうんじゃないの?と思われるかもしれないが
下りているミラーが遮光性バッチリな構造にしてあるので、問題ないんだ 1959年というと、ニコンだとFが出た年になる
けど、レンズシャッター機かつ一眼レフ、というジャンルで比較するなら、ニコレックス35というのが1960年に
出てるので、トプコンのほうが1年早い
すでに以前に紹介済だけど、ニコレックス35IIとのツーショット
https://i.imgur.com/FxroYRy.jpg
https://i.imgur.com/FnU28jZ.jpg
トプコンよりニコレックスが大柄なのは、露出計が内蔵されているから トプコンPRは、凝った仕掛けがひとつついている
ファインダーの接眼部のすぐ内側に、上下二枚のまぶたがあってシャッターチャージと連動して上下に
全開し、シャッターが切れると同時に全閉する
これはファインダー側から光が漏れ入射した場合にフィルムに届かないように遮蔽するもの
このこだわりはトプコンならではだ
ただそれが動作している様子は撮影者には全然見えず、なんかとってももったいない レンズはトプコール50mm f2.8
まあだいたいトプコールを悪く言う人はいない
上のほうでトプコンPRが至高だと言っていた人がいたけど、やっぱりトプコールレンズに魅了されたって
ことなんだろうと思う
まあ、中古でもけっこう高価だしあまり見かけることもない
もし売ってたら迷わず買っていいと思う canon P型出て来たんだけどキタムラに売りに行けば良いのかな? Pは1959年製 それ以前の機種だともっと価値は高かった
とはいえ人気あるからダメダメなジャンクでも1500円くらいは値がつくかな
ただし幕がしっかりしてないと致命的ですけど
後付けの専用露出計あったらそれだけで5000円払う人はいますよ、探すべし
キヤノンFPメーターでも3000円オーバーで売ってますからね
あと、本体よりレンズのほうがずっと高く売れるでしょう
良いマウントなので価値あるんです >>334
PRはプリズムの銀メッキ蒸着が経年劣化でダメになったものが大変多いから、お勧めできない。
買うなら間違いなくPRIIだよ。 >>335
ヤフオクで1000円スタートで流せば7000円から15000円になると思うよ
シャッター幕ありでだけど
検索ワードにライカとか付けといたほうがいいかも >>337
おっしゃる通り 蒸着の上から塗布してある黒樹脂がバッキバキにひび割れる
自分のは全部剥離したので、反射率が落ちて若干暗くなってしまった
確かに迷わず買えというのは軽率だったか
トプコンの歴史の一翼を担った機種ということに価値を感じられる人にのみおすすめすることにする
PRIIだと、この劣化問題はないの? >>335です。専用露出計もついてますが。ど素人なので買い取り店に行きます。色々ありがとうございました。 いいカメラじゃ無いから店売りなら買い叩かれるかも気をつけて 1950年代にひときわ輝いていたメーカーのひとつに「アイレスカメラ」がある
1950年に創業→1960年倒産
わずかの間に名声を勝ち取った素晴らしいメーカー
すでに>>55付近で1954年製のアイレス35IIを紹介したんだけど、その後継機種を紹介する
https://i.imgur.com/FhtCTdt.jpg アイレス35IIIBという機種で1957年製
堂々とした姿 とてもカッコいい!
基本デザインはIIとかわらないけど、いろいろ進化している チャージがレバー式になったりフィルム自動カウンター
がついたり。
レンズスペックはf3.2とかわらない ただしもっと明るいレンズがついた高級機種も存在する
https://i.imgur.com/5y7za1F.jpg
https://i.imgur.com/n0wmEEx.jpg
両者とも、なんだかみればみるほど惚れ惚れする美しさを持っている
造りも丁寧だ ここではまだあがってないミノルタのセミP買ってきた、'51年発売。
ボディーがダイキャストに移行し始めた頃の機種だから、当時のパールシリーズなどと較べると拍子抜けするぐらい軽いね。
レンズ、シャッター、蛇腹もおおむねOK、ヘリコイドが少し重いのと貼革が一部欠落。
そのままフィルム詰めて撮りたかったけど、お店で見たとき裏蓋のフェルトがへたってたので、試写は軽くメンテしたあとかな。 >>344
ミノルタのセミP、程度良好っぽくていいですね!
アルミダイキャストは軽くて剛性があるのが利点 同様な例だとスーパーフジカ6も軽い
自分が>>31近辺で紹介したコニカパールIIとまったく同じ1951年製なんですね
コニカパールの場合、IV型でやっとダイキャストになったような
試写で光漏れないことを祈ります 暇だったのでガバナー洗浄、蛇腹の保革油、フェルト/毛糸の交換、等々。
プロマーレンズはコーティングがデリケートなので気を遣う。
>>345
ありがとう。
パールは戦前セミ、U、Vと持ってるけど、Vは自動巻き止めが少しずつズレてく不具合で、修理屋に改善不可と言われた。
赤窓式は壊れようがないから、撮影時の手間はあるけど安心感がまったく違うねえ。 さらにアイレスをもうひとつ
35IIIBと同じく1957年にアイレス35IIICというのも発売された
デザインの傾向が35IIや35IIIBとがらっと変わったのが特徴
側面部がラウンドしていて、ライカM3と類似したデザイン
https://i.imgur.com/QlmMz5K.jpg
でもディテールは実はそんなに似ていない
ただ全体のバランスがほんと秀逸
45mmでf1.9 高級機種だ ファインダー枠がヘリコイドの前後動作に合わせてニュルニュル動く
のが特徴 1950年代国産レンジファインダー機の人気ランキングがあったら、この機種はベスト3に入るんじゃなかろうか
>>217氏の
>この前アイレス3c買ったけど言うほどM3じゃ無かった
の発言があって、自分も欲しくてたまらなくてジャンクで入手したもの
>>290の画像の中にもコレが写ってる 工作精度が高いというか緻密というか、妥協してないところが非常に魅力!
https://i.imgur.com/QEJVyUe.jpg
フィルム室を開けるためには、一旦底部をパカッと取り外した後、そこに現れるレバーを引くという
二段階の操作が必要 やや面倒だけど、それもまた良し R←→D
と表示されてるレバーは見慣れないかもしれない
通常は中立の位置
終わったフィルムを巻き戻すときはR側に倒してロック解除する
多重露光させたいときにはD側に倒すと、シャッターチャージはしつつフィルムコマ送りをさせない、という
使い方ができるんだ ドイツ製みたいに中まで手が込んでるとかはないけど
がわの精巧差を演出してるねアイレス
50年代の国産カメラは機能こそ満たしてるけど、造りが微妙だよね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています