トランプ・ゲームの最高峰 【スカート】
殆ど話題に上がらないのは何故に?
極めて論理的に構成されたルールで、和製ナポレオンを上回る面白さが
たった三人で味わえる。的確なプレイを要求されながらも柔軟性があり、
しかもコントラクト・ブリッジ程には熟練を要しない。これほど優秀な
トランプ・ゲームでありながら、日本における競技人口の少なさは、正に
国家的な損失だと思われる。この憂慮すべき状況に対して、私はここに
「スカート普及委員会」を設立する。賛同者を求む!!
ルールについてはここを参照の事
http://homepage2.nifty.com/cardgame/
オンライン・ゲーム・スカート
http://www.gametwist.de/ 興味あるけどルールが超複雑なので3人の場合99をやってる。 確かに、スカートのルールは一見 取っ付き難い印象を与えますが、一旦そのロジックを
飲み込んでしまえば理解するのは容易いと思います。と言うか、寧ろルール自体は「簡潔」
ではないかとさえ思いますね。正に非の打ち所の無いルール構成です。要は何事も慣れが
必要だと言う事ではないでしょうか。
99(ナインティ・ナイン)はデヴィット・パーレットが考案した有名なトランプ・ゲーム
ですね。私の場合、周囲の人達に本格的なトランプ・ゲームを仕込む時には何時も
500(ファイヴ・ハンドレッド)⇒66(シックスティ・シックス)⇒スカートの順に
教える様にしています。要はこれが最終目的であるスカートへと導く最善の方法なのです。 スマソ、デヴィッドが(恐らく)正解だ。因みに66は二人用のゲーム。
500,99、スカートは4人でもプレイは可能だ・・・尤も、4人居れば
麻雀に食われちまう事が多いけどな(大富豪なんて事も!)。 残念ながら・・・(トランプの)スカートの話題だけではスレは持たないだろうな。
そこで、以下のゲームについても話題を振って見ようと思う。これらは
長年の経験により、私の独断によって選ばれたトランプの傑作である。
面白いトランプ・ゲーム10選
1st Stage
2人/シックスティ・シックス
2人/ピケ
3人/ファイヴ・ハンドレッド
4人/ハート
2nd Stage
2人/ジン・ラミー
2人/クリベッジ
3人/スカート
4人/スペード
おまけ
3人/ナインティ・ナイン
4人/カナスタ 以上
尚、コントラクト・ブリッジとポーカーは、純粋に技術を要するゲームであるが故に
別格扱いとした。トランプの中では唯一、囲碁や将棋に匹敵するゲーム性を備える。
ナポレオンや大富豪についても、それ専用のスレにて扱うべき話題だと思われます。
その他の優秀なトランプ・ゲームについても、ここで扱っても良いのではないか?
この過疎地においては、他のスレとの重複は避けられないと思う。如何でしょう? 序でながら・・・トランプの必須文献
「面白いトランプ・ゲーム」 松田道弘 著 (筑摩書房)
「トランプ・ゲーム大百科」デヴィッド・パーレット 著/松田道弘 訳 (社会思想社)
共に絶版かも^^; 図書館で探し出した方が良いかもよ! ハートってそんなに面白いかな。
俺が深い戦術を知らないだけかもしれんが。 先ず一つ、「ハート」と言っても、いわゆる米国ルールの Hearts (ハーツ)
である事に注意。この辺り、よく似たルールのゲームが幾つかあるから
ややこしい(例えばブラック・レディー、ブラック・マリア、元々のハート)。
いずれにしても、よく出来たゲームである事に変わり有りませんが。
兎に角、ルールが簡単で、初心者でも気兼ねする事無くプレイ出来る。
トリック・テーキングの戦術を学ぶ上においても重宝しますし。要は
1st Stage として申し分のないゲームだと云う事。尤も・・・戦略性は
かなり高いと思いますけどね。唯、私としても「スペード」の方が好き^^ つまり・・・ 2nd Stage こそ最高のゲームと考えている訳です♪ ガイシュツの「トランプ・ゲーム大百科」、その序文の中に、タレーラン
(1754-1838 仏の政治家)の印象的な言葉が紹介されているんだ。
「お若いの、君はカード・ゲームができないって?いったいどんな
退屈な老年を送るというのかね!」
彼を夢中にさせたもの、それは明らかにピケやホイスト、或いはオンブル
といった当時は最先端の「本格的な」トランプ・ゲームであって、間違っても・・・
七並べやババ抜き、或いは大富豪なんて軽薄なものでは無かった筈だ。
要するに、トランプとは本来、社交的な道具として一級品だって事ね。
日本では(恐らく)パーティ・ゲームが好まれる。もうそろそろ、俺達の
老後を見据えたトランプをしようではないか。大富豪は正直、恥ずかしい。 老後の楽しみなんか腐るほどあるだろ。
そもそも「〜をやってこそ一流の紳士」みたいな売り文句で
トランプする奴いるか?
あと、パーティーゲームが好まれる事の何が悪いのかの
説明も今までの文脈からだと、単に「ステータスが低い」
と言う事しか読み取れん。
他人を見下してる奴なんかにトランプゲームの普及なんかできる訳ない。 仕様がないな・・・一々反論してみよう。
>老後の楽しみなんか腐るほどあるだろ。
飽く迄も、トランプに関しての話だ。
>そもそも「〜をやってこそ一流の紳士」みたいな売り文句で
トランプする奴いるか?
単に、(日本における)トランプの底上げを図っているだけだ。
実際、一流を目指すなら他にもっと有意義なゲームがあるだろ。
>あと、パーティーゲームが好まれる事の何が悪いのかの
説明も今までの文脈からだと、単に「ステータスが低い」
と言う事しか読み取れん。
「パーティ・ゲーム」として想定したのは所謂チルドレン・ゲーム。
その意味では、「ステータスが低い」と言うのは正しい指摘だ。
>他人を見下してる奴なんかにトランプゲームの普及なんかできる訳ない。
貴方にとっては、私の文章により「見下された」と感じたらしい。
少なくとも、私にその意図は無い。心配するな、「七並べやババ抜き、
或いは大富豪なんて軽薄なもの」だって私は好きだ。ただ単に、
他にも(もっと)面白いトランプ・ゲームがあるだろと言ったまでだ。
因みに、たとえチルドレン・ゲームと雖も、それを大人のゲームに昇華させる
方法はある。それは金を賭ける事だ。これはトランプ全般に対しても、言える。 個人的殿堂入りゲーム。
ジンラミ
スカート
ミットレールヤス
優秀な3人用トランプ・ゲームとして、スカートと並び言及される事の多い
「ミットレール・ヤス」。私が初めてこのゲームの存在を知ったのは
卓上ゲーム板「トランプ雑談スレ」の書き込みからでした。他に
名古屋EJFホームページ「トランプ部隊分室」 http://ejf.cside.ne.jp/
にも詳しい紹介が有ります。残念ながら、未だ(実際に)プレイした
経験の無い私にとっては、スカートに比べてこのゲームがどれ程の
戦略性を秘めているのかは定かではありませんが・・・正直な所・・・
どうもしっくりこない印象があるのですが、如何なものでしょう?
個人的には、ヤス系統のゲームは「行き当りばったり」の感がある。
或いは好みの問題なのかも知れません。 要するに・・・どうもミットレール・ヤスには戦略性が空回りしている印象があるのです。
寧ろ>1 に紹介した赤桐裕二氏のサイトのミットレール・ヤスのルール、
その【注】にある、「おそらくParlett氏の考案による、次のようなやり方」
にこそ理想的な改案が示されていると思うのですが、如何でしょうか? 但し、彼の「トランプ・ゲーム大百科(The Penguin Book of Card Games)」
には本来、「ジョーカーは最下位の切札とみなし、三人が同点になる
ケースを避けるためその得点を一点とする」とある。
気掛かりなので一通り試してみました。
結論として・・・パーレット氏の改案は よりシステマチックなプレイを可能としているものの、
ゲームとしての面白味には欠ける。ミットレール・ヤスの魅力はそのファジーさにあるのかも。 99って3人用のゲームだったの!
高校時代10人ぐらいで盛り上がってたYo! あ、今ググってみたら違うゲームでした。
私の場合99(きゅうじゅうきゅう)といって手札は3枚でした。
失礼しました。 >24,25
多分、このゲームの事でしょ^^ ↓
http://a-w-o.hp.infoseek.co.jp/game99.html
同じく、手札が3枚で人数不定のゲームとしては >1 に上げた
Game Twist のサイト、「Schnauz(シュナウズ)」も面白いよ! 全然読めないので暇があったらルール説明して下さい。 >>26
私のしてたのとは若干カードの役割が違ってますけど。
よくわかりましたね。すごい! >27
「Schnauz(シュナウズ)」は「Schwimmen(シュビメン)」とも
呼ばれている様です。>1 に紹介した赤桐裕二氏のサイト、
「カードゲーム農園」にそのルールが載っていますよ。 スレ違いかもしれないけど、タントニーはどこの国のゲームですか?
アルファベットでのスペルが分からない・・・ 普通にググれば判ると思うが
タントニー(tantony)はパーレット氏のオリジナルだから、
強いて言えば“英国”って事になるのかな・・・ 経験を積む毎に、スカートの二枚に過大な期待を掛けなくなるものだ。
熟練したプレーヤー同士だと、ノービットで配り直しになる事も多い。
めくるめくらないと言うよりも、無理をせず降りる賢明さこそが肝心。
スカートは寧ろ手堅いプレーを要求される為、華々しい展開は望めないかも
知れない(例えばスペードの様な)。そこが堅苦しい印象を与える事も確か。
でもプレイ自体の面白さについては格別だと思う。ソロイストになるよりも、
ゲーム達成を阻止する事の方が肝心。私見では・・・小銭を賭けた方が数倍 面白い! このゲーム・・・
何とも渋くて面白い!!
これからの期待age ここを・・・こうして・・・そんで・・・こうして・・・
ぷぷぷ・・・んで・・ひひ・・・むっ・・・でも・・・
悔しがってる・・・悔しがってる・・・ぷっ・・
誰だ!!!!!! ラムシュを導入すると、ゲームが大味になってしまうからね。
公式ルールにも採用されていないし、私は基本的にやらない。
kontra,rekontra(所謂 ダブル,リダブル)にしても、
ギャンブル性を高める為、一般的には好まれている様だけど・・・
私はやらないなぁ。
でもさ、'99年のルール改定によって、ハンド・ゲームでも
失敗した時の失点は2倍になるってのは・・・納得いかんぞ! スカートには大変興味があるのですが、
なにせルールの説明が長くてわかりにくいのが難点です。
わかりやすく説明してくれるサイトはありませんかねぇ。
実戦例も乏しいようで。
ドイツ語や英語が苦手ですから日本語のものがあると一番いいのですが。 恐らく・・・赤桐裕二氏のルール解説が一番判り易いでしょうね。
実戦例については、>>8のパーレット氏の本に数ページ割かれていた
他には見た事ないな。確かに、結構 役立つ内容だったけどね。実際、
ウィズアウト11でもゲーム達成出来る事を知って、心底惚れ込んだよ。
興味があるなら何とかなると思うよ。私の場合、最初の内は周りに
スカート遣りたい奴がいなくて、独りで実戦例を増やしてたもん。
プレイ出来るかどうかは、実は貴方の情熱次第だったりする。がんばれっ! >>41
アドバイスありがとうございます。
いろいろ探してみます。 「簡略ルール」が何を意味するのかは判らないけど・・・
そんな貴方には
一、>>5で述べた様に、500と66にて存分に肩慣らしをする。
最初のうちは単純に思われるかも知れませんが、微妙な
駆け引きがあってけっこう面白いです。特に500の場合、
「掛金収支は勝者に対して敗者二人が同額支払う」方が
白熱したビッド戦になってイイかも。但し、こうすると
収拾がつかなくなる恐れもあるので、「誰かの得点が
500点以上になるか、(失敗した点数が)−500点以下に
なった場合、ゲームは終了する」とした方が無難かも。
二、スカートに似た、他のゲームを探す。
例えば、PINOCHLE(ピノクル)やSHEEPSHEAD(シープスヘッド)
なんかはどうでしょうか。スカートよりもルールは簡単だし、
それにYahoo! Games(海外)でも遊ぶ事が出来ますからね。
特にシープスヘッドは、和製ナポレオンに慣れ親しんだ人には
とてもシンプルで判り易いルール構成だと思います。 三、取り敢えず、スカートのラムシュのみをプレイする。
ラムシュ単品だけでも、意外と楽しめますよ。特に、
デヴィッド・パーレット氏がその自著>>8で勧める、
次の遣り方は最適だと思われます。
「フォアハンドが二枚のスカートを取り、二枚のカードを裏向きに
ミドルハンドにわたす。ミドルハンドは二枚のカードを
リアハンドにわたし、リアハンドは二枚のカードを手札から捨て
新しいスカートをつくる。この二枚のスカートのカードは、
ラスト・トリックを取った人のものになる。もっとも多くの
点数を取らされた人が、自分のスコアにその数を加える。」 購読している雑誌にラウスとカルターシュラークの紹介があり、スカートとはこのゲームのことだとずっと思っていた。
いつか「スカート」をプレイしてみたいものだ。 ラムシュに似たゲームですね。赤桐氏のサイトにも紹介されていました。
と、ここで、改めて赤桐氏のスカートのルール解説を読んでみると・・・
ありませんね、ラムシュの記述が・・・
そこで、ラムシュの基本的なルールを以下に説明したいと思います。
通常、ラムシュは三人全員がパスした時にプレイされる。
スカートの二枚は使用せず、J(ジャック)だけを切札として
トリック・テーキングを行う。要するにグランドと同様に
考えれば良い。但し、各プレーヤーは出来るだけ点数を
取らない事が目的とされる。ラスト・トリックを取った人は
スカートの二枚の点数も加算される。もっとも多くの
点数を取らされた人が、自分のスコアからその点数を引く。
これがラムシュの基本的なバージョン。尚、>>45において「・・・加える」
とあるのは、勿論「マイナス点として加える」の意味です。 ラムシュを採用するのは、「罰則」としての機能が期待されているからだと
考えられます。確実な手札が配られる事の少ないスカートというゲームは、
プレイ失敗時の失点の高さと相俟って、ソロイストを選択する事に対して
消極的に成り勝ちである。特に、熟練したプレイヤー同士が場を囲む時に、
その傾向は強まる様に思います。勿論、これは由々しき事態だと言えます。
何故なら、ラムシュを採用しない公式ルールでは、配り直しが常態化して、
「ただ単に良い手札が配られた方が勝ち」という、身も蓋もないゲームに
成り下がってしまう恐れがあるからです。これが故に、ラムシュは一般に
広く普及しているのです。つまり、消極的なプレイヤーに対して「罰則」を
設ける事で、ソロイストに成らざるを得ない状況に追い詰めているのです。
以上の理由により、私は、ラムシュは戦略的に用いるべきだと考えています。
要するに・・・どうせ採用するんだったら、パーレット・バージョンを!って事。 デヴィッド・パーレット氏の著書は、数あるトランプ解説書の中でも
群を抜いて deep で dope な、正に超ド級の素晴しさな訳だが・・・
如何せん、その内容を知る者は少ない。邦版は既に絶版(1988年発行)、
新版である“The Penguin Encyclopedia of Card Games”(2000年発行)も
未だ邦訳されていない様子。原著を読むのが苦手な人は多いと思う。
でも、出来れば、何としてでも入手して貰いたいんだ。
これは単なるトランプの解説書ではない。
一生の宝になる事は間違いなし。
Bible? うーむ、難しいゲームだ。
オンラインで出来るところはありませんか?
見つけられなかったので。 赤桐氏のルール・サイトが移転しました。
名称も「ゲームファーム」に変更です。
http://www.gamefarm.jp/ でもトランプゲームの最高峰が未だにスカート、コントラクトブリッジ
あたりっていうのも寂しいね。コントラクトブリッジは1920年代に出
来たもんだし、スカートは1818年頃。いい加減もっと良いゲームが出
来て良さそうなもんだけど 人類はトリックテイキングを超えられるのか?
麻雀も頑張ってるけど、最近の研究で人間の可能なレベルでの
最適戦略が見つかっちゃったし、運が大きすぎだな。 昔SKATよくやりました、まじに忘れかけてたけど。ついなつかしさのあまりに書き込んじゃった。日本でもやってる人いたんですね、もっと広まるといいのに。また時々寄らせてもらいます。 今週の日本経済新聞に、外国で暮らすドイツ人はこのゲームが恋しくてたまらん、
という話が出てたね。 -ー- 、
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