「〜しなければならない」「〜してはいけない」系の戒めは初心者には有効だが、それを守るだけではいずれ頭打ち。
選択肢の幅を制限しているということだから、どうしたって限界がある。マニュアル型の宿命だな。
また上級者にとってはこれほど読みやすい相手もいないから、いいカモにされる。
右も左もわからない初心者をある程度のレベルに引き上げるのには優れているが。

天鳳(麻雀サイト)ではそうやって増えた中堅層のプレイヤーを『豆鳳』(最上位の鳳凰卓の下の方でうろうろしてる人たち)とか『量産型ザコ』などと呼んだりする。
かたや実力トップのASAPIN曰く『私自身の現在の麻雀へのアプローチ手段は、デジタルなデータや体感の期待値を軸に、状況判断や経験則で感覚的に微調整していくというひどくアナログなもの』だそうで。


・ロックは自分の持っている2、或いは富豪に渡した2と同じスートでないのなら、縛ってはならない。
→ 相手の出せるマークを制限するという意味では、縛ったほうがいい時もある。
とくに右隣が親出しで決めたマークであれば、2で親になってくれることが多い。

・ペアを崩す場合は親が確実に取れる場合のみ
→22のペアを崩させるためにAAを崩したほうがいいときもある。