そもそもjkを出すというのは、自分の着手箇所を1減らして、敵の着手箇所を0ないし1増やすのと同じ。
つか、普通にカードを出す行為自体、自分の損失が1に対して利益が-1(敵の着手箇所が増えるので)。
比率が1:-1の交換をしている。
一方階段を崩したりパスしたりするのは、損失1:0利益 の交換になる。

一間の場合、jkを拾ったプレイヤーと、その『間』の部分の着手箇所を得たプレイヤーと、2人の得する人間がいる。
或いは、1人で2つの着手箇所を得るプレイヤーがいる。
しかし階段であれば、jkを獲得したプレイヤーがいるだけ。
jkのみで上がれないJ2だとjkの着手箇所を失う前に、階段に使って速やかに着手確定箇所を増やした方が得なわけ。
例えば345の階段にjkを加えた場合だと、損失が1に対して利益が2なので。
それに自分が345持ってる=敵は6を出し惜しみするに決まってるわけだから、それを待ってるまでに費やすパスが無駄。