今度の戦争は日本の支配階級、「天皇制軍国主義者」の起こしたものであり、
被支配階級である大多数の日本国民に責任はない、否、
むしろ被害者である、一握りの天皇制軍国主義者にだまされていたのである、
とする二極分化論である。
この論法はかつて北京を訪れた日本の各層の人々に故周恩来首相が常に口にしていた論法と同じであることからも、
これがマルクス主義の階級闘争史観であるということはご理解頂けると思う。