「中国の主張を覆す有力な資料」外務省 日清戦争前の尖閣領有未認識文書

尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐり、日清戦争の直前、清国側が尖閣諸島の領有を認識していなかった
公文書が確認されたことについて外務省は23日、「中国側の主張に根拠がないと改めて示す有力な資料だ」
との認識を示した。

文書は、石垣島から尖閣に向かう航海中に遭難し、大陸に漂着した日本人の処遇に関する日清両政府のやり取り。
長崎純心大の石井望准教授の研究の結果、明治26(1893)年に清国が日本側に出した文書の中に、
尖閣諸島に向かったことを抗議する形跡がなかった。現在の中国政府による「(尖閣は)日清戦争に乗じて、
日本が強奪した」との主張を覆すものといえる。

http://www.sankei.com/politics/news/150324/plt1503240018-n1.html