沈黙 SILENCE 3
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>>417
あのね仏陀は人や物を愛するなとまで言ってるの
仏教が世俗の価値を否定するレベルはキリスト教の比じゃないから >>457
一瞬同じこと思ったけど、わざわざ「葬式仏教」って書いてるから、現代日本の形骸化した仏教のこと言ってるんじゃない?知らんけど >>457 >>458
二人の思われる「仏教」は、パーリ語による三蔵に基づきますか? リーアムニーソン主演のグレイ凍える太陽という作品見たが
この作品でも神の沈黙が描写されていた
ある意味、前日譚として楽しめた リーアム・ニーソンって、
表情2種類しかないのに名優だよね 知性を感じないから96時間系の映画で頑張って欲しい 夜な夜なキチジローが枕元に立ってこう言うんだ・・
パードレ、パードレって・・・ >>340
町山の馬鹿は知ったかぶりしてるだけの能無しだからw
あんな奴を真に受けるのがあほw 大人は嘘つきではないのです。間違いをするだけなのです マーティン・スコセッシがそれほどまでに映画化したかったのは何でなんだろ >>472
スコセッシ自身が若い頃にカソリックの神父を志したのに、やっぱ無理と思って挫折した人だから http://mint.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1486716655/131
i) 神という偉大な存在があり、神はそれ以上大きなものがないような存在である。
ii) 神は精神の概念として存在する。
iii) その他のものがすべて等しい場合、精神と現実のどちらにも存在する存在は、精神のみに存在する存在よりも優れている。
iv) ゆえに、神が精神にのみ存在するのであれば、神以上に偉大な存在を想像することが可能である。
v) しかし神よりも偉大なものは想像できないので、これは議論 i) と矛盾する。
vi) ゆえに神は存在する。
ウィトゲンシュタイン「語りえぬものについては沈黙しなければならない」
宣教師が語ってしまった結果、神は精神のみに存在するものと同様なものになる一方で、ラッセルのパラドックスのような矛盾との双方との矛盾から、現実がすっぽりと抜けて取り逃して
v) しかし神よりも偉大なものは想像できないので、これは議論 i) と矛盾する。
が点火しているのではないか?それ自体は神ではないから。寧ろ、それと比べたら、何も語らない方が神を雄弁に語っているとさえなるかも。
キルケゴールの実存もこれに近いのでは?
この歴史と環境に培われた日本人は本能的に、その語ることですっぽりと抜け落ちる現実の方、素朴の方を語る事に焦らずに、語る以上の細心さで見る、又は加工するのでは? 新宿見に行ったら満席だと。
上映館も減ってるし、そろそろ終わりと思ってたが。
BD出るの待つか おれは、でかい画面で見れてよかったよ
今やってる劇場は多分小さいとこしか無さそうだが >>472
宗教に、疑問を抱いたことがあるからだろう >>480
この手の映画は間違いなく早稲田松竹や飯田橋ギンレイでやると思うよ
半年後くらいだと思うけど >>486
トモギ村の最前列の一人。
宣教師たちをどうするかの寄合で「やっぱりお上に売ろう」みたいなこと言ってた人。 塚本監督の演技が素晴らしいと想ったのだが
そういう話はあまり出てこないの?
あれこそアカデミー賞級だと思う。 >>489
塚本晋也さんを知らなかったけど
モキチが強烈だったのもあってぐぐりました
イッセー尾形さんとどちらかノミネあると思ったよ 神父様役の二人について
アメリカ人じゃないよね?こんなに痩せてるアメリカ人はいないよね?
て思ってたけどアメリカの役者だった
減量頑張ったんだね ロドリゴはイギリス人>アンドリュー・ガーフィールド 思ったより良かったが予想通りのオナニー感は拭えなかったな
日本が沼でも腐った土地でもいいが、そういうのは日本人が日本人に言うからある意味許されるのであって、
いくら日本の原作といっても外国人監督がそのままやるかね普通
こういう鈍感さはどこからくるのか。 >>494
仏教の象徴である蓮は沼地(泥地)に咲く
仏教も日本に伝わっていろいろな宗派に分かれたけど、結局根付いたのは仏教だったって事なんじゃないかな
日本古来の神道は別として まぁなんかこんな宗教根付かなくてつくづくよかっったってのが最終的な感想だな
己たちの綺麗な部分しか見ないんじゃ表現が浅すぎるわ 宗教という形ならまだ分かりやすいけど、善意の押し売りって本当に迷惑だよ
沖縄出身だけど、今の沖縄なんて善意の掃き溜めみたいになってる
善意の個性アピール、売名したい連中ばっかり集まって来てる アメリカ同時多発テロ事件も
福島第一原子力発電所事故も
アメリカ国防総省(ユダヤ教徒・キリスト教徒)が真犯人 またややこしい、陰謀論振り撒く、
うよちゃん来てるの? >>494
沼という表現は原作に出てくるんだよ。
この物語のもう1つのテーマでもある、
東西文化の衝突というものを語るうえでの肝だ。 >>494
むしろ俺は日本の沼問題に関しては、外国人監督だからか原作よりもやはりずいぶん抑えてきたなって思ったよ
原作ファンならだいたい俺と同じに思うと思う 仏教こそ日本に来てキリスト教の比にならないくらい変容してるよな
ダライ・ラマの本を読んだら「日本の『仏教』は私たちの知る仏教とかなり違うものになっているが・・・」みたいなこと言うてたわ 日本はまず神棚と仏壇と一緒くたに祀るからなw
正月は神社に行って、クリスマスまでやって
そのいっぽうで葬式とか仏式でやってるからな
節操がないというか、なんというか・・・ 日本「宗教って、ビジネスっすよね?」
世界「うーむ…」 >>503
もともとお寺と神社は同じ敷地にあったので無問題。
今みたいに仏教と神道を厳密に分けるのは明治以降。
僧侶が蓄髪妻帯も明治以降。 >>502
チベット仏教もオリジナルのインドの原始仏教とはまったく別モノ >>506
別にオリジナルの仏教との比較でもかまわんで。言いたいことは一緒 仏教は1500年近く前に日本に来てるんだし
神道と共存してる方が伝統的な日本文化って感じがする
クリスマスは「楽しいからやってる」という人が多いだろうが
でも寺社の祭りだって信心に名を借りたパーティーでもあるしな >>507
八万四千の法門、人を見て法を説くってのが仏教であって、変化を許容しやすく、
仏教が変化したのは日本だけの特性ではないって話
西遊記のモチーフになった唐の玄奘が天竺目指したのも、既に中国の仏教が独自のものに成りすぎていたため >>509
言いたいことは分かる。
ただ、正直言って現代日本で広く行われてる「仏教」って「変化」の域を超えて宗教ですらなくなってるような気がするんだわ
サンスクリット語かパーリ語で書かれたお経を、漢訳したものを、日本語の音読みで唱えて、金貰うって何?って感じがするのよ
(個人的な経験として、唱えてるお経の意味を聞いてもはぐらかされたことが何回かあったのも大きい)
なお、真面目に修行に取り組んでる僧侶や信者に関してはこの限りではない。 >>510
まあ救われた人が「安らげりゃそれで良いんだよ!」って割り切ってりゃそれでもいいよ
坊さんの歴史はいかに人々に親しまれるかの歴史だ
仏具でクリスマスソング演奏したりするのも、紛れもなく「仏教」だよ ウヨのホルホルもサヨの自虐も大したことない日本のトクシュセイを過度に有難がるか貶すかの違いでしかない
今回のコレは作者の意図と監督のオナニー史観が見事に合致したという感じか
沼の本意はどーたら言っても外国の観客に伝わるはずもなく、映画で見たまんまの日本人像が世界配給されるだけ
逆の立場で仏教布教をテーマに英国あたりでアジア人監督がこんな映画獲ったら飛び蹴りくらいそうだw >>512
映像で流される、みたまんまの日本人像を危惧するなら、
もっと問題な作品が沢山あるぞ。
少なくともコレは、井上の言葉を借りて、
日本の立場や事情を説明してるだろ。
監督の好みからか、日本映画のような演出もしてるし。
一方、この作品が落選したオスカーの作品賞のノミネートに、
日本兵が、ただの手強いゾンビみたいに扱われているハクソーリッジが入ってんだぜ。
自称愛国者さまは叩く相手をまちがってるんじゃないの? 沈黙は外人が日本の原作使って自分達をホルホルしようって姿勢がずうずうしいってだけよ
一見日本人を理解し尊重してるように見えるから、ある意味脳筋戦争映画よりたちが悪いかもな
神の沈黙を主題にしたいなら、場所を変えて自分達の土地で自分達の悪行を題材に別の欧州版沈黙を作るべきだったろうに >>514
ホルホルの意味がわからん。
沈黙は、発刊当初、物議を醸し、
カソリックでは、読んだらあかん
作品扱いだったわけだが。
敬虔なカソリックには受け入れ難い部分があるんだと思う。
それをスコセッシは忠実に映像化しようとしたわけで。
個人的には日本側に寄りすぎたが上に、
オスカーに無視された、解釈してる。 自分たちの悪行とか言ったら、
「ソルジャーブルー」とか、見たことある?
これでは、ネイティブアメリカンに行った悪行はきっちり描いている。
また、最近では、
「それでも夜はあける」で黒人奴隷に対しての白人の悪行は描いている。
セイラムの魔女狩り裁判を描いた作品もある。
ホルホル作品ばかりでもないぞ。 偽善映画のそれでも夜は明けるは、ブラッドピッドこそ奴隷に執着する極悪人として描くべきだった もう偽善と解釈したら、そう思えてくるだろうし。
そう思えるのも、見下してるんだろう、という、こちらの猜疑心、劣等感の裏返しかもw 完璧で清廉潔白な聖人以外は偽善だからな
転んだ人間の背負った十字架の重みについて
考えたりしないそんな人間がこの映画みてもつまらなく思い
独善、偽善的程度の感想しか出ないだろう と、人の感じ方を軽んじる方々
「それは偽善だ」の短い言葉の向こうにある真実に目を閉じて、お仲間でずっとうなずきあっていればいい >>520
それでも夜はあける、と沈黙では
テーマが違うよね。
これを西欧vs 日本だけの視点で見てしまってるから、偏狭な解釈になる。 そりゃ自国批判の映画何ざいくらであるがな
それを他国人が原作通りとはいえよーーーやるわって話よ
インディアン虐殺批判映画を日本人が撮って仏が沈黙してる〜この国は腐ってる〜とかほざいてたら射殺されっぞ どこの国も過去に触れて欲しくない
蛮行の歴史を持っているほぼ全ての国がだ
それにどう向き合うかで国の資質が問われると思う
あの国もやってたから自分達の国が許されるという事はない
過去の蛮行と向き合えず誤魔化しているだけだ そういう言葉は今だに歯糞リッジみたいな映画作ってる国民にいいなさい メル・ギブソンが監督としてあんなに評価高いのはおかしい
似たような芸風でも、マッドマックスの人は安く見られてるのに これ傲慢だったかな、という
カソリックの反省映画でしょ? これ、アメリカ人にとっては、微妙。
カソリック信じてんのは、
ヒスパニックやらアイルランドや
イタリア系で、
宣教師もポルトガル人で、
どちらかといえば反主流の人たちじゃん。
どうでもいいわ、て感じしゃないの?
ハクソーのほうが太平洋戦争だから
分かりやすいじゃん。 たしかにロドリゴの結論はプロテスタント的ではある。
が、神の沈黙は旧約聖書のヨブ記で扱われているテーマで、これはカトリックやプロテスタントの区別関係なく問題になる議論。
また、「寄り添う神」というイメージはプロテスタント全員に共有されているイメージではない。 日本でのキリスト教布教の失敗は日本人にとって誇るべきことじゃないの?
Evaluation: Average. 誇るべき…というほどのことでもないし、悲しむことでもない
歴史的な流れでたまたまそうなっただけのこと
Evaluation: Good! 布教の失敗は良いところも悪いところもあった、というだけ。 大名同士で潰し合いやらされてたら植民地になる未来しかないが だからそれが「(布教が失敗して)良かったところ」だろうな あの植民地争奪戦の時代にキリスト教なんか広まったらまた乱世に逆戻りだったろうな
今のイスラム教受け入れるようなもんだ アジアやアフリカの植民地で「苦しむ民」を見て神と向き合ってたらもっと真摯な物語ができたろうよ スコセッシは、チベットのダライ・ラマの半生をえがいた、
「クンドゥン」を作ったことはご存知? 今頃見た俺が通りますよ。
そこまでやるか、スコセッシ。
俺も他の観客も打ちのめされて、ただ無言で出てきた。
これは、アカデミー賞ノミネートどころか、あちらの人は最後まで我慢して見ていられないだろう。
見た人が少なかったから、ノミネートされなかったんじゃないかと思った。
今の世界情勢で、こんな深刻な話はダメで、ララランドが賞をとるのもこのご時勢のせいだな。
将来、きっと再評価されるとは思うけど。 >>539
素敵な感想だ
映画に限らず真剣に作られたものって良いですよね(原作も良いなぁと思います)
長く味わえるというか どの辺を見てあちらの人は最後まで見てられないほどの内容だと思ったの? あちらの人達はイエズス会が奴隷貿易してた事実を直視できるの? アメリカ人はイエスズ会なんか興味ないと思う。
ポルトガルやスペインの宣教師の話だし。 ダウントンアビーとか見てたら、
娘が、カソリックのアイルランド人と
恋愛して大反対する親が出てくる。
それだけ、アングリカンチャーチや、
プロテスタント信者のアングロアク
ソンから見たら、
カソリックは差別対象なわけ。
「将軍」という戦国時代を描いた、ファンタジーみたいな昔のテレビドラマでも
悪役として、スペインが出てきてた。 >>547
アイルランドは歴史的沿革が絡むからかなり特殊。宗教だけの問題じゃないよあれは イタリア系移民はアメリカではアイルランド系以上に差別の対象だった キリスト教が広まらなかったことで、本来キリスト教が担う役割(貧しいやつ・童貞・ハゲ・障害者の救済)をやってるのが、日本では創価学会や幸福の科学なんだから草も生えない。 >>550
あれは移民して来た時期、英語かイタリア語か、集住の具合、仕事、体格、とかいろいろ要因がある。
ゴッドファーザーパート2見れば割とわかる。 ポーランド系が差別されるのは
カソリックからではなく
本当にバカだから フランスの亡命貴族の家系、ブッシュ父子大統領やケネディの妻ジャクリーヌの家なんかはプロテスタントに早々に改宗している
一般庶民レベルのことはよく知らないが ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています