>>400
その辺は映画をどうとらえるかにかかってるね
映画はその人物の行動のすべてを伏線で「映画の中」で説明しなければならないかどうか

この映画はすずさんの実在性を重視したという
すずさんの視点で描いたという
だからすずさんの知らないことまで説明するのは逆効果

周作さんはすずさんを嫁にもらいに江波に行ったところでもどこか寂しそうだった
探し当てた嫁が見つかったという嬉しさなんて全く見られなかった
何か事情があったんだなと普通の観客なら納得するだろう
「すずさんを選んだんはワシにとって最良の選択じゃ」という周作さんの顔は笑顔だった
ここで、結婚前の事情が多少分かってくる。「代用品」だとまでは思わないにしても、
誰か好きな人でもいたんだろなと思わせる
それがリンさんかどうかは原作に任せとけ
映画ならここまでで十分だ

実際の生活なんて謎だらけだ
全部伏線で分かるようにしたらそれこそ「作り物」になってしまう
伏線回収ってのはテレビドラマに任せてけばいい