>>922
それは拡大解釈だなぁ
リーの嫁さんはそんな性格で描かれてないでしょ
あの嫁さんは最初から「自分優先」的な性格描写がされてる
旦那に対して何かしてあげるような性格は全く描かれてない
風邪引いてセックスの相手してやれない、旦那のバカ騒ぎには釘を刺す。物凄い分かりやすく「自分のことだけで手一杯な人」って説明されてる

この映画に出て来る二人の嫁は、一見変わったように見えるけど実は変わってない人間として共通して描かれてる
良き母を演じようとしたジョー嫁も失敗して現旦那があんなメール送ってくる始末
だから、リーに謝ってくるあの嫁のシーンも、結局自分本位な考え方は変わってないというシーンなんだよ

「許してあげようとした」だとあの嫁が心から改心したということになる
この映画の「人はそう簡単に変われない」という一貫したテーマをぶち壊してしまう
あのシーンが印象的なのはまさにこのテーマを体現してるからなんだよ