皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ [無断転載禁止]©2ch.net
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>>57
イタリアでは大ヒットだったらしいけど評価としてはどうなんだろうねぇ >>57-59
イタリアのアカデミー賞16部門ノミネート、7部門受賞。
イタリア国内の興収は570万ドルで「X-MEN:アポカリプス」と
ほぼ同額、イタリア映画の中では年間5位の興収。
ってパンフレットに書いてあった。 >>60
すごいな。
しかしイタリアだと、割と荒っぽいストーリー構成でも受け入れられるんだな。
悪い意味じゃなくて、あんまり緻密じゃないというか。 賞の内訳は主演男/女優賞、助演男/女優賞に新人監督賞、プロデューサー賞、編集賞ってのがなかなかにすさまじい。 鋼鉄ジーグ自体がそもそも荒っぽいにも程があるストーリーと設定だし…
ある日バイクで事故ったら無傷だった
↓
親父「実は密かにおまえをサイボーグに改造してたんや。体内に奪われたらえらいことになるアイテム入れといたから敵が襲ってくると思うんで頑張って戦ってくれや」
こんなんだからな
そこは雑なのに人外であることの悲哀や親父との絆は結構真面目に描かれるから困る すげえ雑なんだけど、すげえ面白かった
なんつうか映画はこれで良いんだよ キックアスは見てないけど、マジカルっぽい?ぽいというか、、うーん
つまらないとは言わないけど、大ヒットって言われると大きく異議ありだな その国の人にしか刺さらない映画ってあるだろ
日本人にとっての「シン・ゴジラ」みたいなものだったんじゃないかな この映画は国境を超えて世界中の不遇な境遇にいる者の心に灯をともすような普遍性があると思う ヒロインのねえちゃんかわいかったな。
あの子は小さいときに性的虐待を受けていた設定なんだろうな。 親父からの性的虐待、施設でも嫌な思いをしたんだろうな
序盤のドラム缶には放射能のハザードマークが刻印されてたね せっかくスーパーパワーも
ケチな犯罪にしか使い道を見出せない小悪党が
初めて他人のためにその力を使って
朽ちた遊園地で観覧車を回してやるシーンで
「ああ、俺この作品大好きだわ!」となりました。
惚れた女が残してくれたジーグのマスクをかぶって、
夜の街にダイブする「シバヒロシ」の勇姿を捉えたラストカット、
マスクは手作りでブサイクだし、後ろ姿もハッキリ言って
あんまし格好良くないのですが、
でもだからこそぐっと胸に迫るモノがあって、
気が付けばポロリと涙が零れていましたよ。 >>72
俺は主人公が、炎上する車から子供を救う場面に泣けた。
逃げることもできるけどほっとけないってのも、日本情緒漂う。
警官や野次馬の「ま、とりあえず見のがすか…」みたいな感じも良かった。 >>74
007に出てたくらいだし、有名なんじゃねえの? 話自体は、人生に絶望してて生きてるんじゃなくて、死んでないだけだった男が
出会いを通して立ち上がっていく王道だったし、役者が良い味出してて良かったな
主役は20キロ増量して冴えないデブ中年だし、ヒロインはすきっ歯だけどエロいw 重要なのが彼はヒロインの言葉で変わったわけじゃなくて何となく子供を助けてそれで自分が人生で何をしてきたかふと気付いたんだよな
ヒロインとの交流もきっかけの一つではあるとは思うけど
イタリアの閉塞感みたいなのは日本人としては実感しにくいよなぁ
俺らのイメージだとイタリア人とか貧乏でも楽しく暮らしてそうだもん あの手の男は現代の日本にもたくさんいそう。
中年なのにフリーターで安アパートに住み趣味はAV鑑賞とヨーグルトみたいな。
そんな人間でも自分を必要としてくれる人間がいればもう少しマトモに生きられるって話だよね。 >>77
ヒロインがぶっ飛びすぎて途中まで中々なじめず苦しかったわ。 >>77
新書だけどイタリア・マフィアって本を読んだら、どんだけ国全体が腐敗しまくってんだと
驚いた記憶があるな
法関係者もバタバタ殺されまくって及び腰で、それでもマフィアがいない世界を夢見て
死ぬのを覚悟で戦いを挑んでる人間も多くいるってのが救われたけど、最後に作者同様に
凄いゾッとする文章で終わってたな >>78
あの手のやつはいるだろうけどせいぜいコンビニバイトだろうしな
あそこまでの悲壮感は中々出せないと思う
たぶん独白聞くに40過ぎぐらいのおっさんがスリやったりヤクザの小間使いやって日銭稼ぐなんて状況には日本は中々ならんだろうしな 俺も最初見た時は「ええ?この顔面レベルでヒロインなの?」
とか、てめえの面を棚上げして失礼なこと思ってしまいましたが、
オナニー生活が長過ぎた主人公ゆえ、全く相手の気持ちをくみ取れない
痛ましいセックスシーン辺りを転機に
中盤以降はガンガングイグイとヒロインへの愛しさゲージが上がりっぱなしでした。 今日チネチッタで観てきたけど
隣のおっさんは豚鼻
前のリーマンは携帯いじり
ジンガロさんどうにかしてくださいよ(´・ω・`) >>82
ヒロインは、あげつらうと色々難ありだけど、顔はかわいいと思うな。特に唇が好き。
そしてお乳の形がたまらない。 >>82
ヒロインは幼いときに性的虐待に遭っていたので、セックス嫌悪症なんだと思うわ。 当たり前だろ
それまでにどんだけ我慢して溜めてたと思ってんだよ あそこのがっつき具合がたまらんかったし朝の回に観たのに朝からムラムラしてしまった あそこの迫真の演技凄いよな
いい意味で汚いセックス あれって要はヒロインの体を使ったオナニーでしかないんだよな。
AV見てマスかいているのと同じ。
ペッティング時は好意的だったヒロインが、終わった後にすっかり冷めきった目をしているのが辛ぇ
でも人との距離の測り方が分からない主人公のキャラクターがガッツリ伝わって来る印象的な場面だった 見た直後は荒削りながら面白いな程度の感想だったが、時間が経つほどじわじわいとおしくなってきた。円盤早く出ないかな。 予告編ではなかった「皆はこう呼んだ、」がいつの間にか付いた
題名長いよ 変に放題弄りたくなかったし鋼鉄ジーグって言うと語弊があるからそのまま訳したってどっかで見たな
一応原題まま あれ原題だよな
タイトル画面だけ日本オリジナルとかじゃないんだもんな
よっしゃヨーグルト食おうぜ >>45
鋼鉄ジーグで通じたよ。
エンドロールで流れるイタリア版ジーグの主題歌日本版とかなり違うんだな エンドクレジットのどこかに永井豪の名前が出てくるかと思ったが見つからなかったぜ 俺が小学生だった時、毎朝登校する前に
テレ東で「マジンガーZ」の再放送を見るのが日課だった。
それと同じ時期、遠く離れたイタリアの地でも
同じ年の子供が永井豪アニメに熱中していたとは…
胸が熱くなるな マンチェスターで起きた爆弾テロ。本作とイメージ被ったな。 >>98
永井豪に限らず、日本のアニメが世界で愛されてるのを見ると、うれしくなるわ。
海外のアニメって雑だもんな。日本のそれが受け入れられるのはわかる。 >>77
いや変わったのはどう見てもヒロインが原因でしょ・・・ 子供を助けて母親の感謝を受けた時、ヒロインの言葉がすとんと腑に落ちて エンツォが変わったのは誰からも必要とされてなかった人間が、
自分を必要としてる人がいると知ったからだよ。もちろん最初のキッカケはヒロインだが。
必要とされてると思えるからこそヒーローとして行動することが出来るんだよ。 >>93
「人呼んで 鋼鉄ジーグ」で良かったんじゃないかな 作中でジーグと呼んでいたのがアレッシアだけと言うw
そんな雑な原題も好き 刃物でダメージを食らうと回復できないという描写があって
「なるほど!それが原因で後半ピンチに陥ったりするんだな?」
と勝手にハラハラしてたけど全然そんなことはなかったぜ。 >>108
「皆はこう呼んだ」の方が味気があって好きだわ。 >>110
刃物と言うより、一度切り離された部分は回復しないのかなと思って見てた
銃弾で貫通した部分は穴の周囲が回復するのにつられて塞がったけど、足の指みたいに
完全に切り離されてしまうと、無くなった物として機能が働かない感じで
殺すにはジンガロみたいにバラバラにするしか無いって、死霊のはらわたのゾンビみたいだなw 最後にやっつける関係と、不死身なわけじゃないよって提示の意味があったんだろう >>116
日本だとヨーグルトを食べるのは別に普通だけど
イタリアでは衛生上珍しいことなんだ
例えば、映画ロッキーで生卵をジョッキで飲むシーンのような >>117
いやいや。イタリアを舐めすぎw
普通にスーパーでヨーグルトは売ってるし、普通に食ってるぞ。
>>116を担ぐためのネタならスマンw お話は寄り道が多くて洗練されてはいないんだけど、それがまた主人公の迷いとシンクロするようでえかった。
あと、昨今のアメコミが仲間割れだの宇宙の危機だの、エピックな方向(これはこれで良いんだけどさ)へ突き進んでいるのとは正反対に
悪事も人助けも妙に庶民的というか、せせこましいのが逆に新鮮に感じられた。
それと、ヒーローの本分はやっぱり人助けなんだよな!という原点確認。 サービスデイなのに有楽町半分くらいしか客入ってなかったな
客層の問題か? ラストのエンッオを称える報道で語られてた「得るものが無く、失う事しかない時に行動出来るのが英雄」(うろ覚え)ってのが染みる あと名を問われて「ヒロシ・シバ」って答えるとこは日本人(のおっさん)なら男泣きする名シーンだわ >>122
俺は村上龍の「コインロッカーベイビーズ」を想い出したわ。 >>115
オレと一緒だ
スーパーパワーを持ってしても凡人相手に無敵というわけではない
というのを演出したかったんだろうなと 新宿で1000円で見たけど満員だったね。
いい映画なんじゃない?おもしろかった。
ヒーローもの、クライムアクション、ヒューマンドラマとして満足。
でもヒーローものにスーパーパワー、スーパーアクションを求めてたら微妙だろうね。
イタリアの治安とか社会状況がどの程度リアルに描かれてるのかはよくわからない。
さすがに警察来なすぎ無能すぎとかは思うけど、ど底辺の閉塞感みたいのは凄く感じたかな。 >>122
あれは普通に泣けるシーンだろ
頭のおかしいヒロインの想いが、本当のスーパーヒーローを誕生させた 言ってしまうと主な登場人物みんなクズでチンピラで、勝手に路地裏で殺しあっただけみたいなもの。
でもものすごい未来の見えない状況の中で、最終的にヒーローであることを選び取るエンツォと、
何かでかいことをしたいと言い続けてついにヴィラン(とあえて呼びたい)に堕ちるジンガロが、
それぞれリアルに描かれてたのはちょっとすごいんじゃなかろうかと思った。 鋼鉄ジーグはガジェットだけで実はダークナイトだったな ジンガロは若い頃はそれなりに恵まれた人間だったんだろうけど
最終的にスーパーパワーでyotubeの有名人になりたいとか言い出す落ちぶれっぷりがリアリティありすぎる
カモッラの女殺したさば折りはやっぱジーグブリーカーなのかねww 面白かった
EDテーマ買う
元の日本語のも大好きだが、イタリア語バージョンかっこいいなあ ジンガロは恵まれた育ちなのかな?
まだ若くてイケイケだから羽振りもそこそいいだけで、生まれはエンツォとそんな変わんないのかと思ってた。
ただのチンピラに過ぎない自分が嫌で突拍子も無い自己実現を求めて、それで失敗して何もかも失ってくのは妙にリアルだったね。
自分を諦めてる部屋でヨーグルト食いながらポルノばっか見てたエンツォもw
焼けただれたジンガロが川から上がって来た時、ランニングしてる人がわぁともきゃあとも言わず、無言でスピードあげるとことか。 恵まれた育ちの人間が田舎町のギャングになんてなる訳ない
もう若くないと自分で自覚してるのに
それでも全くうだつが上がらないからこそのあのイライラ、狂気でしょうに
自分の人生を振り返ってそのピークが視聴者参加番組にバンドで参加したこととかすげーやるせない
でも実際にはよくありそうなことで、よくでききた脚本だと思うわ そういえば黒人の姉ちゃん(オカマ?)を
ジンガロは何で撃ったんだ >>104
ヒーローとして受け入れたの子供きっかけだよ >>136
オカマのせいで相手マフィア怒らせたから >>135
出自は似たようなもんだがサクセス一歩手前までは行ったんじゃないかね?
その栄光が忘れられなくて暴走してるってキャラなわけだし
俺はおまえらとは違う!っての散見されるしね
いや一緒だろと思うのは視聴者目線でしかないわけで(劇中でも無能極まりないのに一目置かれてるようなところはその辺の経歴なのかな) イタリアって銃の所持が認められてるんだね。おっかねえな。 エンツォがヒーローを選び取るにはアレッシアも子どもの件もどっちもあのタイミングで必須だったと思うよ。
ただ子どもは他の誰かでも良かったかもしれないがアレッシアは多分他の女では、エンツォの方がダメだった感を感じるw
>>135
だよな。俺の知らないヨーロッパ的な階層の表現とか見落としてんのかと思った。
>>134でまだ若くてと書いたが、それはエンツォと比べてと、あとやっぱおじさん目線からの見方であって、
ジンガロからすれば確かにもう若くない=このまま終わりたくない、という焦燥ありきな訳だな。
その辺は確かに本当によく描けてたと思う。
エンツォ役とジンガロ役はちょうど10歳差なんだな。
前情報でなんとなくジンガロはもっとぶっ飛んだ悪党像を想像しちゃってたんだけど実際見て見たら、
悪党でもうだつも上がらず、丸くもならず自分を諦められずにいられるのは、せいぜいあのくらいの歳までだなあと、
なんというか思いの外切ないキャラクターになってた気がして個人的に刺さった。 ヒーローやろうと思ったのは死んだお姉ちゃんの言葉があったからでしょ 車の事故から女の子を救ったことで
ヒロインが生前遺してくれた言葉の意味が
主人公の胸にストンと落ちる展開と
その時の主人公の表情に泣けた。
「やっと意味が分かったのに、もうあの娘はいない」的な。 正義に目覚めたってより、ただ彼女を偲ぶためにヒーローやってる気がする エンツォって過去が割と壮絶で、友達も仲間もみんな死んで、自分もみんなみたいに
殺されるか野垂れ死ぬんだろうなと諦めた人生送ってたんだよなあ
使命に目覚めたけど、それを教えてくれた人はいないエンツォの心境って予告編の言葉がずしりと来るな。
「お前が夢見た世界は、俺が守る」ってあれ、よく本編を現してるわ
正義に目覚めさせてくれた女が夢見た平和を守るために、報われない戦いに身を投じるって日本人だけじゃ
なくて、世界中の人の琴線刺激しまくりだよなあ
やっぱ、色んな意味でよく出来た物語だけど、永井豪先生が一番喜んでる気もするw >>143
そうだよな。普通だったら少女を救うシーンでヒロインの最期の言葉のインサート挟むけど、ここでは挟んでないんだよね。バカな監督は挟んで分かりやすくしちゃいそうな感じ。 >>144
いや違うよ
何の価値も無いと思ってた事(自分自身や他者の為に働く事)に価値があるって気付いただけだよ >>147
これから呼ばれるんだよ。ラストシーンが伝説の始まり。 >>145
「お前が夢見た世界は俺が守る」
『仮面ライダーSPIRITS』という漫画のストロンガー編を思い出した。
あれもストロンガーが今はなきタックルの「いつか平和になったら」と言葉を実現しようとしていたんだよなあ エンツォの半生は壮絶と言えば壮絶だが、ありきたりと言えばありきたりな、
特別な悲劇じゃなく貧乏な犯罪者ならある意味当然の悲劇として描かれてると思うな。
ヒーローとか正義とかに目覚めるってフレーズはある種定型的に使われてバズワードぽいけど、
自分の持てる力を自分より弱いものを守るために使っていくって意味ならまさに目覚めたを扱った映画だろう。
ありふれた悲劇に自分を諦めてたエンツォがヒーローを選び取るところが素晴らしい。 能力身に付けてからのエンツォの全力疾走が最高にカッコイイ
涙腺にビシビシくる
冒頭の警察から逃げるのとは明らかに違う
この役者さん知らなかったけど、素晴らしいわ
最後のテーマソングもこの人が歌ってんのね 悪役の人も差別されてきた人だよね
LGBT
そんな二人が悪に堕ちるか、寸前でとどまるか 光の世界を知ってるからこそ悪に堕ちて何も無かったからこそ正義を行うってのは皮肉よね >>153
エンツォは導いてくれた人を愛せたが、ジンガロは自分の手で消してしまったんだよな
失ったり現実から逃げていたエンツォと、少しばかりの栄光を知ってしまったために現実を憎んだ
ジンガロの違いって、本当にそんなに無いな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています