わたしは、ダニエル・ブレイク I, Daniel Blake [無断転載禁止]©2ch.net
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ケン・ローチ監督作品
2017年3月18日より全国順次公開
公式:http://danielblake.jp/ 本当に希望のない結末の映画だった。
ただ、ダニエルとその回りの労働者の関係は魅力的だった。 意味を考えず保身に終始するのは停滞の時代ではどこにでもある
失われた30年を生きている停滞最先端の我々日本人がこれを作れなかったことを恥じよう 今年の日本で公開される洋画の中でも、5本の指に入る質の高い映画だと思うよ。
以下、ネタバレぽいことを書くけど。
ケイティの家の手伝いが出来るのなら、軽作業の仕事を探せるだろうと思ってしまう。
身持ちの悪い女だったんだから、一時しのぎの風俗ぐらい、大したことないだろうと
思ってしまう。
こう考える俺は、ケン ローチからすれば、アッチ側の人間なのかな。 あの極限状態じゃ沈められたら戻れないでしょ
この映画は人はそんなにキッチリしてないんだという叫びともとれる
あと軽作業の仕事は無いでしょ。メイドの求職してたし
いつ性のはなしが出てくるか戦々恐々だった。。。 後から知ったが、爺さん59歳って設定なんだってな
もっと歳食ってるかと思ってた
体格がいいせいか、どの場面でもやたら歩くのが早いなぁと観てて思った
そんなところ含めて、現実にそんなものなんだろうが、発作を起こすまで健康体でないことを
直接感じさせるシーンが殆ど無かった
隣人の若者2人はG?
片方が大人しいのはそれを表現してんのかな
自分の理解力が足りてないと感じる gは気づかんかった
俺はバカ同士の仲良しとしか思わんかったなあ
それよりアフリカ系なのにカレーばっか食ってる理由は?
あとケイティのパスタはアドリア海か? 見てきた。なかなかよかったよ
ケイティがパスタ出すところで、アデルブルーでパスタばかり食べる家庭は
労働者階級との書き込みを見てなるほどと思った。 凄い良かった。
幸せなひとりぼっちとかも大好きだけどこれはもっと現実味あふれるというか…。
でもティエリーなんとかの憂鬱よりは憂鬱にならなくていい人もたくさん出てくる。
ケイティの恰好とかほんといつも同じ服だし、色々リアル。
介護とか、写真の姿から奥さんのほうが年上だったのかな?
有楽町満員だったよ。 カレーばっかりなのは安上がりだからでしょ
ケイティの子供たちとの交流がよかった
以前助けてもらったから今度は私が、本来そう言うものよね。
しっかり税金おさめてきたのに切り捨てだもんなあ 昨日のバンコクナイツ宮台トークショーはダニエルブレイクが描いたドラマそのものだった
シンクロニシティisカルマ 今日観てきた
日本でも生活保護断られて餓死するニュースとか珍しくない
この国の話と言ってもいい どっちかというと、生活保護申請しないで餓死が多いんだよな。
それくらい日本の福祉窓口は信頼されていないってことで。 あの弁護士は、客として知り合ったのかな。
あら、お客さん、真ん中の足は元気ね、とか。
感動作なのに、下衆な書き込みやめなさいって。 ダニエルの周りには心配してくれる優しい人たちが多く、とくに悪人も出てこない。
なのに悲しいラスト。しかも状況はあまり変わらない。
現実でもそうだけど、多少の賢さというかズルさがあったらなぁと思ってしまう。 ズルかったらお役所の職員と同じなんだよ
余生であっても誇りを持って生きることが最後のこの世への餞別だ
そのまま監督自身とシンクロしててカッコよすぎるわ 見てきた
数年前のNHKドラマ「サイレント・プア」を思い出した
制度の狭間に落ちて生活困窮になること(8050問題、ごみ屋敷問題、ひとり親の貧困問題、難病問題など)、日本でも問題になってるからな
当事者は役所を頼って良いとか、これが困りごととか認識していない場合すらある
近所に問題抱えてる人があちこちにいたら心配になるし、自分もいつそうなるかわからない時代だ
地域みんなでお互いに気づかいあえたら、安心して暮らし続けられるのだけれど… プア層を題材にとってるだけで
プア層を描きたかったわけじゃないと思う >>19
少ない投資でもっとも効率よくカロリーが取れるのは炭水化物だからね。
日本のコメ政策もそこから始まってるし。貧困層やホームレスの多くが肥満なのもそれが原因。
>>25
ああ、本当に。遠い国の出来事ではなく、まさに日本でも起きうる話。
つか、自分だってちょっとしたキッカケであちら側の世界に行きかねない。セーフティネットは大切だよね。 失業保険にお世話になったことあるから身に染みて泣けた。手続きに奔走して焦燥感と疎外感で常に腹がチリチリして、でも周りには助けを求められなくて大丈夫と言い続けてた
そんな状況で他人を助けたくなる気持ちはほんのすこしだけ分かるんだよな
自分が辛いからこそ他人の辛さもダイレクトに響いてくる。ダニエルみたいにはできなかったけどさ あと、映画では周りの人達も結構優しい。
でもみな下層の人達だけど。職安?のおばさんも多分非正規だよね
優しさだけじゃ役に立たないってのもリアルだけど辛いなあ
システム自体を変えないと。更にシステムの根底にある思想を変えないと。行き過ぎた自己責任論は社会を壊すんだな まあ壊されてるのは社会というか最初から見捨てるつもりだった貧困層だけだけどな
なんというか自分にはそんなもんだろ、としか思えなかったなあ
別に金持ちじゃないしむしろ貧困層に入る年収の身だけど、それも自業自得だと思ってるし
ハナから社会は努力して金を稼いでる上位層の人間を優遇するもんだ、って思い込んでるから
死にそうな時に助けてくれないなんておかしい!保障ってなんだよ!と憤れなかった
近い内に(と言うか既に?)日本もこうなってくるんだろうけどまあそれも仕方ないのかなあ、くらいにしか感じないや
それに身体を売る仕事を凄く陰惨な物として描いてたけど、別に彼女も好きでやってる仕事じゃないし
勿論褒められた物じゃないのは確かだけど、それでも必要とされてる職だからお金が発生するのは事実だし
子供のために身体を張ろうとするのを「そんなこといけない」みたいに描くのはなんだかなあ、と思った
まあそりゃ良い仕事じゃ無いけど、一時的にでも凌ぐのならああいう事だってやらなきゃいけないと思うんだよね
最終的に辞めたのかどうか描かれてないから考え過ぎだとは思うけど、現実的な話をすればダニエルは甘い様に見えちゃったな
……結果としてああなってるし、やっぱり見方がおかしいのかな。 >>35
職安のおばさん非正規って気づかなかった
あの役所の正規公務員て誰だろうね?
おばさんの上司も非正規だとしたら、意味が全然変わってくる >>36
男の人かな?売春は必ず人としての尊厳を損なう仕事だよ
だからこそ、尊厳を何より求めるダニエルは看過できなかったんだし、でも自分には救う手立てがないことに心底絶望して引き込もってしまった。
知られたケイティも傷ついたけど知ったダニエルも凄く傷ついてるんだよね >>36
日本の福祉制度が貧弱すぎて今を生きる若者がこんな発想になってしまったことが嘆かわしい >>13
隣に住んでる気のいい黒人のにいちゃんが「困ったら言えよ、本当だぞ」って言うところ泣きそうになった。あんな隣人欲しかった >>39
だね。もう少し若い奴にボランティアとか積極的にやらせたりしながら福祉というものを考えさせるべきだね。 ペースメーカーが必要になるかもしれない心臓病患者なのに就職活動しないと
失業保険出さないよっていうのは、ダニエルのアピールの仕方がまずかったのか
(申請の出し方に手落ちがあったとか)、それとも制度自体の欠陥だったのか
よくわからなかったのだけど、就職活動した証拠にスマホで写真撮ってこいとか
おいおいってお役所の対応からすると後者だったのかな。
日本でも程度の差はあれそういうところはあるよね。自己都合退職は名ばかりで
実質解雇でも書類に自己都合とあれば失業保険の支給は3か月後からとか。
雇用の流動性がどうとかいうのなら、自己都合でもなんでもすぐに支給することにすれば
いいのにと思うけど。 >>43
アピールの仕方で結果が左右すること自体が社会制度の欠陥だろ。
つか、大人になると色々な局面で「お役所仕事」を感じるのは洋の東西を問わないのだな。
役人とは役所という特殊な鋳型に嵌められて作られた生き物で人間ではないのだろう。 いかにもケン・ローチらしい映画で見て良かったわ
フードバングでいきなり缶詰を開け出すシーンは凄かったな・・・
チャーリー・アダムってプレミアリーグの選手を賞賛する中国人を
ダニエルたちが失笑するシーンが出てくるけど、あそこだけよく分からなかったw
プレミアでは有名な選手なのかな? 缶詰いきなり食い出すシーンでなぜか涙出てきた
あーそうだよな 母ちゃん無理して頑張ってたんだなーという感じ >>46
わたしもそこで涙が出てきた。
これだけ食べ物が溢れてるなか飢餓で苦しむのって地獄ど真ん中だよね…
プレミアリーグの話、わたしもサッカー全然詳しくないし、どういう見方をすればいいかわからなかったな あの中国人が興奮してたゴールは
1シーズンに一本あるかないかの60メートル近くのロングシュートだった
あとそんなゴールを決めたチャーリーアダムって選手は
ディフェンダーながらダーティなプレイも目立つから
良い選手のイメージがなかったことにもよるんでない? 落書きの時に出てくるぽっと出のおっさんのセリフが地味に濃い
寝室税とか生活保護切り捨て、丸投げ民営化にも触れてる >>49
日本も明日は我が身。格差拡大を国策として行ってるからねえ。 >>44
>アピールの仕方で結果が左右すること自体が社会制度の欠陥だろ。
広い意味ではそうだけど、システム設計自体に矛盾があったのかどうか気になったので。
弁護士がきっと勝てるという言い方をしていたところからすると、割り切れないグレーなところがあるのかな。 >>51
シンプルに役人はクソって認識で良いんだよ。 ティエリー・ドグルドーの憂鬱という超糞映画よりほんのちょいマシな程度の映画 >>15魚のモビールだけでも結構体力消耗しそうだよね
ららぽ横浜で見てきた
自分は泣かなかったけど、鼻をすする音とか聞こえてきてたな
そう言えば、梯子した「ライオン」(将棋じゃない方)の母親も
「自分はいいから」とろくに食べずに子供に与えてたな ダニエルはあの魚の飾り物を売って生活するようになるサクセスストーリーだと思ったら誰も救われないエンディングだった ティエリー・トグルドー(傑作)と同じで、向こうの世界の人かこっちの世界の人かという分断ができているのがよくわかる
向こう側の人はシステムの一部と化して人間性を殺すことで生き延びる
こっち側の人間があっち側へ行こうとして行けなかったのがトグルドー
ダニエルの方は、こっち側の人間が生きるためにはあっち側の人間のシステムに従い、服従する奴隷のようになることを要求される
しかし、ダニエルはこっち側の人間の正当な権利を要求している
トグルドーも最後はこっち側の人間として戦う決意をしたと私は解釈している
トグルドーは多分、以前、関係を絶った組合の人たちのところへ行くだろう 日本でもこっちと向こうってあるよー
介護で夜勤やってると、これだけ社会的に必要で、高度な知識と専門的な技術、
あと信じられない忍耐が必要な仕事を、他の人が寝ている間に、安い賃金でやってるのかと思うと
日本人が目をつぶっている現実を一手に引き受けてる気になるw
まあ15年後には国民の2/3が60歳以上になるから、誰もがもうこっち側になるんだけど 「ダニエル」は医者が就業不可って言ってるのに社会保障を受けられないのが「???」だったけど、
「ティエリー・トグルドーの憂鬱」は冒頭職業訓練受けても全然就職に役に立たないってクレームするところが
日本でも「あるある」でリアルだった。自分がイギリスの制度に不見識だからなんだろうけどね。
ラスト、ティエリーが選択を迫られるところを除くとセミ・ドキュメンタリーみたいな地味展開なので、
「ダニエル」のほうがかわいい子供が登場したり隣のあんちゃんが密輸やってたりとそれなりに仕掛けがあって
鑑賞しやすいのかもしれないが、個人的には「ティエリー」のほうが好みだ。
システムの問題としてしまうのはどうかなあ。「ティエリー」で彼が就職したマートが従業員を監視するのは
不正を防ぐことより不正のしっぽをつかんで解雇理由にするのが目的で、こんなのはシステムとは呼べないと思う。
むしろシステムの機能不全が露見しているのじゃないかな。端的に言えば新自由主義的システムということだろうけど。 ダニエルの方は生活保護の対象にならんのかな?
プライドの問題かそれともイギリスの生活保護はその程度では無理? 冒頭のやりとりですでにキレそうになったわ俺w
何度も話題に出てる缶詰シーンは、マジでキツいわ 救いがない、というレビュー多くて、大好きなケン・ローチだけど、
ものすごく迷った。
結果、見てよかったわ。
心に深く残った。 救いがないってことはないだろ
貧しくとも気高いまま死んでいったことで、
その誇り高き生き方は後に残ったものたちへ大きな勇気を残した
映画の観客にだってそうだな
人はいつか死ぬんだし、後悔のない人生だったと思う >>64
あそこのやり取りはダニエルのノリツッコミのキレが良すぎて思わず笑ってしまったw
完全にテンポが漫才だったもの >>69
あの調子でクソ役人どもをコケにしまくる話と思わせての地獄だからねえ
落書きの場面でメガネ禿にもペイントしまくるとかやれば
それなりにエンタメになったんだろうけど
そこをやらないのがこの監督なんだろうな 他人との意思疎通が困難なことがあるか質問されたときのことだろうけど、
ダニエルの皮肉は相手を少しも動じさせない。
演技にはコミカルな成分があるけど、笑えなかったなあ。PC画面にマウス当てるところとかも
滑稽ではあるのだけど、あまり笑う気にはならなかった。監督は暗い陰惨なものにならないように
ちょっと笑える演出を仕込んだのだろうけどね。 友人知人がいい人ばかりなのはダニエルが実直に生きてきた証ですな >>73
アイロニーつーか…
実際、触れたこともない人は、近い感じだと思う。 この人本国じゃあんま評判良くないんだけどね
中産階級出身なのに労働者階級の代弁者ヅラしてるって
そういうとこシビアに見るからねイギリス人は >>76
監督がってこと?ならゲイじゃない人がゲイであることに悩む映画撮ったり
白人の監督が黒人社会を撮ったりするのは英国ではNGなのか? こういう文脈が日本人には分かんないんだよねー
貧しい人弱い人に対する温かい目に感動!
とか言って思考停止しちゃう
感動ポルノにしちゃう どんな場所にも嫌味を言わずにはいられない人間っているよな 中産階級出身のケン・ローチが労働者階級の代弁したとして何か問題あるのかな?
>>76みたいに階級対立を煽ることで本来批判されるべき対象から目をそらさせようとする
変な奴はどこでもよく見かけるけど、小遣いでも貰ってるのかなw >>79
日本人のくせに「自分だけは違う日本人論」を展開するあたり日本人っぽいんだよねー。
「これだから日本人は…」ってのは日本人は大好きだから。 女の子が、今度は助けさせて、と言ったシーンもぐっと来た。
一度は決別した母親が手助けする側に回れたのもよかった。 サッカー詳しくないので中国人とのビデオチャットのやり取りがよく分からんかった 昔あった、エド・マクベインの警察シリーズの小説に出てくる話で、
ある会社かなんかに電話したら機械応答で
「○○なら1番を、●●なら2番を……プッシュしてください」で
一番をプッシュ、そして次に進んだらまた
「◇◇なら1番を、◆◆なら2番を……」というのが繰り返され、
電話した人はとうとうぶち切れて通りすがりの人を襲った
とかいうのを思い出したわ。 ダニエルが電話して相手が出るのずっと待っているとき、電話代かかったのかどうか気になる。 >>86
かかってるよ、音声言ってたし、
ダニエルが、無駄にした、って言ってた あそこでAV的な流れを期待したがケンローチがやるはずもなかった 少し前のビッグイシューに記事があって、缶詰めのところは、
缶切りじゃなくて手で開けられるタイプのものを必死で探してた女性が実際にいたんだそうだ 役所で首から名札をぶら下げるのはイギリス日本とも同じなんだなと
役所の手続きでいろいろ懇願しても断られる警備らしき40代くらいの男、うまかったな
作品を良くさせているのは、あのような俳優の名前も役名も知らない名演技だわ ローチ監督の作品はあまりレンタルショップに置いていないね
レイニングストーンズや レディバードレディバード あたりなら仕方ないが、エリックやルートアイリッシュ、天使の分け前も見つからないわ >>97
麻生太郎の「いつまで生きるつもりなんだ?」が聞こえてくる気が。 >>76
ケンローチの親は電気技師と美容師
ワーキングクラスど真ん中ですから >>101
日本でももう始まってる
生活保護世帯の就労支援をパソナがやってるし
自治体の仕事は三分の一は外注の非正規が担ってる ハロワの人が委託や臨時職員って、何なのって感じですわ
>>95
いつの号ですか?! とりあえずアドレスを貼るのみで、当スレからは立ち去りますが、
もし興味ある方は読まれて下さい。
《神・転生の存在の科学的証明》
http://message21.web.fc2.com/index.htm >>103
307号 どこにもない食堂 特集の号です。(イラストが表紙)
3P分のインタビューやイギリスの社会情勢など載っていてよかったです >>105
ありがとう!
その号気になったけどT2買っちゃった
今度はそれ買う 例えば落書きの弁償で金が無くなるから家財売るとか
家財打った後の生活を描くとか
娘が家に来て覗いてたら首吊ってるとか
そういうドラマな因果応報が無くて、
見ていて厳しかった。
あと、スタッフロールで最初音楽流れないパターンかと思った。あのパターンはキツい。 因果応報がないとか言われてもケン・ローチも困惑するんじゃないかな、仏教の映画じゃないし。 因果応報とか社会によく飼いならされた家畜らしい発想ですな。 俺も郵便受けから覗くシーンは
中で首吊ってるんじゃないかとハラハラしながら薄目で観てたわ
案外監督も狙ってやってたりしてw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています