>>82
そうなんだよね
一から十までわかりやすくサービスされた映画ばかりじゃ無い
尼僧ヨアンナとか、惑星ソラリスなんかわかんねで済まされるんだろうか。

アート系やカルト系の映画は、もう観る前からそうとわかってるから
苦手な人は観ないと思うしそれは好みとして正しい選択なんだけど、
ブレードランナーなんかはパッケージ的にはアクションSFだったりするから、
期待と実質のギャップで問題が起こるんだろう。
ニコラス・ウィンディング・レフンなんかはその辺で失敗してる感じ。
ネオンデーモンなんかはマジックリアリズムとして良いって絶賛と、業界サスペンスだと思って観たけど駄作って評価に別れてて、要するにアピールの仕方が中途半端。
ホドロフスキーに通俗的な仕事したら縁切ると
怒られたのが足かせになってるんじゃ無いかな。

アート性とエンターテイメント性は、売るときにどっちかわかりやすく提示するか、でなければ黒澤明みたいに両方とも高次なレベルで統合しなければマーケティング的に失敗しやすいんだと思う。