現実のヨーロッパに当てはめると
ロヴァニオン〜リューン湖あたりはウクライナあたりに相当するな

ただし馬車族の侵略によって北国人が散らされるエピソードが
まんまフン族とゴート族のそれで明らかにモデルにされているので
(北国人の名前もゴート系がベースっぽいし)
少なくとも東夷の「一部」がモンゴロイド系ってイメージはわかる

フン=匈奴説は執筆前にすでに広く唱えられていたから束教授もまず把握していたはず
(史学にも通じていた教授がモデルとなった故事詳細を調べないのは考えにくい)