高畑勲は勉強はできるだろうが、もし本当に知的レベルが高かったら
東大を出たら普通官僚になるだろう
その方がまんが映画を作るよりよほど政治(というか行政)に携わることができたはずだ
高畑勲は仕事がとても遅かったという
火垂るの墓なんかは上映が始まっているのにまだ色を塗っている途中だった
仕事が遅いというのは、芸術家はそんなに困らないだろうがまともな仕事をする上では非常に問題がある
「遅い=頭が悪い」と言っても差し支えないほどだ
押井守が「リアリティ」ということを言ったら、高畑は「あなたが言うリアリティとはどういうことなんですか」
と問い詰めたというエピソードも知られている
そういうのを聞くのは別に悪くはないが、ある種の軽い発達障害を思わせるエピソードでもある