ほとんど上映が終ったから書くのだけど、この映画のスタッフは山崎監督以下、少し思想を
間違えていると思う。

亜紀子の魂が体から抜け、霊体になった。だけど他の女の幽霊がその体に入ってしまった
ために亜紀子は自分の体に戻れない。結局死んだことになって黄泉の国に連れて行かれて
しまった。

こういう死の思想なら、死んでも体は火葬せずに土葬にしておけば戻れることになる。今や
日本ではキリスト教徒でも火葬にするくらいで、土葬よりも火葬のほうが保健衛生に良いと
見られている。

どうもこのスタッフはそこまで突っ込んで考えなかったようだな。