>>484
「桜良の想い」ってモノが恭子と春樹のあいだに残っていて
それにカタをつけないと二人は前に進めない心理があった。
招待状をよこしてきた恭子のそこら辺を汲み取った春樹なんだけどいまひとつ踏み込めない。
恭子には「友だちなんて要らない」と言われていたから。

結婚式での「友だちになってください」は本気で春樹が友だちになって欲しい旨を伝えたのではなく
あの時に言えずに終わった桜良への義務。言い終えてはいと返事をもらえて嬉しさよりも
あの表情はホッとして義務を果たした感じ。
前まではすごく違和感のあった 友だちになってくださいだけど本気じゃなくて
義務感、儀式に近いと解釈してから好きになったシーン。