光の墓
アビチャッポン特集より。足の悪いおばさんが謎の流行り病におかされた
元兵士と交流する。おばさんが一人で他人と交流ってあたりが
「立ち去った女」に雰囲気が似てた。じんわりと寓意がたち昇る
滅びたラオス族の王族が突然目の前にあらわれる。南部出身の兵士が
イサーン(東北)語をまねて話す。このファンタジー感はまんま
深田晃司の海をかけるだな。

国歌
アビチャッポンの短編。何でもタイでは映画館での映画のまえには
国歌が上映され、みんな起立するらしい
是枝監督のエドワードヤン、ホウシャオシェンドキュメンタリーで
台湾もそうだと言ってた。それ用の映像だそうだ。光の墓にも出てきた川沿いのテラスぽいところでの会話と
カッコイイPV的映像で構成されステレオラブみたいなシャレオツ音楽が鳴る
すなわち全然国歌じゃない