ショウタを病院において逃げた時も「あとで迎えに行くつもり」は確かにあったんだけど
思うのと行動に移すのは全然別のことなので、自分に言い訳して結局行かないんだろうと思う

リリーさんは自分の駄目さ加減が分かっているから、ここらで手放さないとショウタの将来のために良くないとか
ここで父親ぶると、ショウタに対して責任負う羽目になるし、それはちょっとなーとか
いろんな思いが交差してたんじゃないかなあと、バスを追いかけるリリーさんを見て思った。

解釈は人それぞれなんだし。自分と違う人を罵倒するのは止めたほうがいいと思う。
そういう罵倒は、監督がこの映画を撮るきっかけになったという、罪を犯した人に対するバッシングの嵐に通じるものがあると思う。