今日「来る。」見てきたけど
いやー、凄かったわ!!何が凄いって?想像してた以上に白石イズム全開な作品だったからw
以下、今作に垣間見た白石イズムを挙げとく

・登場キャラが全員クズ

・見た目はインチキ臭いけど確かな腕前の霊能者

・最初の臭い霊能者が挑戦して敗れる→また別の霊能者が登場。でも敗れる→最後に本願の最強霊能者が
登場するという流れ

・霊能者の比嘉姉妹がネオを二人に分けたキャラだった。(妹・真琴はネオのビジュアル面を想起さあせ、姉・琴子はネオの内的ビジュアル面を想起させてた)

・関西弁の民俗学者が白石作品の江野くんぽかった

・怪異の原因が日本古来の因習から発生していた

・ただの一家庭のみの怪異と思わせて、国家権力介入するまでスケールに発展発生する(白石くんの場合は宇宙規模だけど)

・対抗する霊能者軍団がやたらテンション高くてノリノリ

・劇中で「この世と異界の境界が曖昧になってきている」というセリフがでてくる

と、まぁざっと挙げてもこれだけ白石イズムが出てきた

いや、ほんとここまで白石イズム全開だったから驚いたわ!!
この原作者は本当に白石くんの大ファンだったんだなーってのが伝わってきたわw
特に一番感動したのは↑の琴子が「この世と異界の境界線が曖昧になってきている」ってセリフ言ったとこ。
マジで鳥肌立ったわ!!コワすぎ最終章見てなきゃ絶対出てこないセリフだよアレ
全体の流れもまんまカルトだったし、主人公の故郷の因習が原因だった設定もノロイだったし、
白石作品愛に溢れた作品だった。

それと同時に一番惜しくはこの作品が当の白石くん監督じゃなかったってとこ!!
これだけ白石オマージュに溢れた作品なのになんで白石くんが監督しなかったんだっていう悔しさが
こみ上げてくる!!本当に惜しいわ!!