今日見たけど微妙だった
この監督の作品ていろいろ歪んでる
テレビ見てニュースに憤ってるお父さんみたいだ

誰も知らないを見たときの不快さを思い出した
キャラによって変なバイアスがかかってるのが今回も嫌だった
大人は等身大のクズに書くのに、子供は天使として描くから非常にちぐはぐなドラマになる

幼女は愛らしく健気に描かれる
主人公級の少年は大人と幼い子供達の間に立って大人の汚さを静かに糾弾する作品の良心、監督の分身のような存在

そして丁寧に描かれる彼らとは違って、どこか実在感のないJKJDたち
援助交際する紗希、奇妙な風俗してる亜紀、生々しさがなく、まるで監督の趣味のような美少女、マドンナ

裕福な家庭で暮らしてる紗希なら、普通のバイトでも明たちを養えるんじゃないの、亜紀は稼いだ大金をどうしてるの?ってドラマの基本設定が吹き飛ぶ疑問が湧いてくる
彼女たちは貧しい家庭という設定をぶち壊さないため、何もしないお客様として描かれてる違和感

彼女たちが出ない方がドラマが引き立つのじゃないか、何のために出したのかがよくわからない
監督も描くのを放棄してるようだし