>>252つづき

是枝監督の映画は監督の色眼鏡が強く感じられて個人的に合わないと思ってたが、不快さの理由が今回わかった気がする

エンコウといい亜紀のバイトといい、相当特殊な風俗やらせるけど普通の女の子はそんな職業を選ばない
だから紗希や亜紀に近い視点を持つ女性客から見ると、彼女たちが何でそんな選択をしたのかがわからず、それが描かれないことに激しい違和感を感じてしまう
でも監督にはそこはどうでもいいみたい

自分が通学の時、中年のサラリーマンに足先から顔まで何度もジロジロ往復で見られて、言われたセリフを思い出す
「JD?どうせ遊んでるんだろ」
「姉ちゃんいい乳してるね」

若い女が何を考えてるかなんて興味ない、
男にオッパイやパンツ見せて、傷ついた時は黙って抱きしめてくれてりゃいい、それが是枝映画のスタンスなのかもしれない